仕事中のちょっとした合間にあまり考えずなんとなくフンフンフーンと鼻歌混じりにロボ絵を描いたら…………
いろんなミリタリー調ロボットアニメの量産機をミキサーにガーッっとかけて出てきたデザイン!って感じのあまりにもあまりにもなロボが描けてしまい、我ながら苦笑しました。
もうまるでAI生成と言っていいくらい。
AI生成絵はネット上で集めた無数の絵から学習するゆえに、その元の絵が持つ著作権等が守られないという点が問題となっているわけですが、まぁぼくも多くの絵師と言われる人たちもこれまでの絵描き人生の中で見てきた絵から無意識あるいは意識的に抽出したり影響を受けたりしてきたわけで、それってAI生成とどう違うの?とすら思ったりも…………
AI生成萌えキャラも結局同じものから学習しているからか、どの絵を見ても同じような顔立ちになってきていますね。
黒タイツを履いたキャラのセンシティブな……とまでいかないちょっとスカートがめくれて(/ω\)イヤンなイラストは、いわゆる神絵師と言われるような方々も含めておおよそ8割くらいの人がそのタイツの描き方を間違えている(ランガードと呼ばれる作りの位置がおかしい)のですが、当然それらから学習しているAI生成絵も同様に8割ほどが間違ったタイツの描き方をしていて、AI生成絵の仕組みを実感するわけです。
ぼくが今のデザイナー稼業を仕事としたとき、亡くなった父が「自分のような仕事(貨物船の運行会社)は将来機械にとって代わられてしまうだろうけれどお前が選んだ業界はそれが無いのは強みだ」と言っていましたが、まさかバスやトラックといった運輸物流関連の人手不足が社会問題となり、ぼくのような仕事が先にAIにとってかわられる日が来るとは思いませんでしたわ。