大抵入港は10時頃だろうから深夜仕事を終えてから急げば間に合うはず。
と、望遠ズームレンズも持って出勤してのですが……
速い!
仕事中にMarineTrafficを見ていたのですが、昨日午後に和歌山・串本を出てから真っ直ぐ向かってきて東京湾に入ってからも大きな減速無く浦賀水道を突っ走り早々8:00に接岸してしまいました。
入港シーンを見たかったのですが、仕方ありません。
初めて東京に来たフネですから見に行きますよ。
望遠レンズはただのデッドウェイトになってしまいましたが。
トルコ海軍コルベットF514「クナルアダ」-TCG Kinaliadaが東京に初寄港です。
接岸場所は東京国際クルーズターミナル。
どんどん大型化するクルーズ客船がレインボーブリッジをくぐれなくなってきたので、これまでの晴海客船ターミナルを閉鎖して新たにレインボーブリッジ外に建設されました。
いや、もう遠いわっ!
ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」を降りて8分ほど歩きます。
まぁクルーズ船客は手配された大型バスに乗るのだろうからゆりかもめは必要としていないのかもしれないけど。
晴海の時は東京駅八重洲口や銀座から都バス210円で来れたのに新橋からゆりかもめで390円ですよ。
あっちはバスを降りたところがもう客船ターミナル敷地内だったのに。
遠い!高い!でも良いところもありましたよ。
始終ド逆光だった晴海に対してここは昼過ぎまでは順光です。
これはありがたい。
あの穴はハープーンを撃つ時のブラスト逃がしなのでしょうか。
現在水上艦艇もステルス形状が主流ですが、やはりいろいろと設計に苦労がありそうです。
散乱する報道陣のカメラバッグ
マナー悪いな……と思ったけど、もしかすると艦内取材で大きな荷物は持ち込めませんと言われたのかもね。
炎天下でフィルムがダメになってマッコイ爺さんに不良在庫のトライXを売りつけられるぞ。
まぁ、今時フィルムも無いですが。
艦章えらい複雑だ。
描かれているおじさん誰?
艦載速射砲として定番のオート・メララ76mmスーパーラビッドです。
ブリッジ見えそうで見えない……
ハープーンSSM。
偉い人(多分)を案内しているようですね。
ファンネル。
艦艇の煙突をこうしてまじまじと見たの初めてかもしれない。
ステルス形状で低いというのもあるんだけど、割と小さなフネなのでこうして展望デッキから見下ろせます。
式典中。
シーレーン防衛で対潜戦を重視している海上自衛隊艦艇を見慣れているので海外艦のヘリパッドの小ささには驚きます。
よくこんな小さなスペースに降りれますね。
今は格納庫内にしまわれていますが、出てくると多分お尻は艦の後ろにはみ出させるのでしょうね。
んー あとちょいで全部が入らない。
晴海では展望デッキが長く艦の前からも後ろからも見れたのですが、この新しいターミナルはあそこと比べたら半分程度しかありません。
そういえばこれまでは海外艦が親善寄港する際に同クラスの護衛艦がホストシップの任に就いていたのですが、今回は居ないんですね。
「東京みなと丸」だ。
そうか、あれに乗れば向こう側からも見れたのか。
まぁ、そんな直前には予約できないかもしれませんが。
今回のトルコ海軍艦艇の親善寄港はトルコと日本の外交100周年を記念して。
ここ東京に入る前は串本に寄り「エルトゥールル号」事故の慰霊碑に花を捧げたようです。
エルトゥールル号乗組員には不幸な出来事だったけれど、それをきっかけとしてこれまで良い関係を築いてこれた事に感謝し、互いの国を取り巻く海は一層きな臭くはなってきているけれどこれからも友好国としてずっと助け合っていければ良いですね。
16日までここに停泊し、14日と15日は艦が一般公開される予定です。
メジャーメディアでも取り上げられているのですごい人になりそうですが……
気になるのはまたあのゲロ甘お菓子の提供はあるのか?というところですね。
広い!
誰もいない!
カフェや簡単な飲食店でもあれば良いのですが、クルーズ船がたまにくるだけではそれも難しいのでしょうね。
晴海でも閉店しまったのでなおさらです。
まぁ、がら〜んとしているのでドール写真が捗りますが。