福島県南会津郡南会津町と大沼郡昭和村にまたがる駒止湿原(こまどしつげん)は、標高が1100メートルの高層湿原です。会津町も昭和村も、自然豊かな山村です。アクセスがあまり良くない分だけ、妙に観光地化していない、自然の宝庫の湿原です。
駒止湿原には、水無谷地・白樺谷地・大谷地の大きな3湿原を中心に、大小10数個の湿原があります。多様な植物が生える湿地として、国の天然記念物になっています。
南会津町側からの山道の端(通行止め)に一番近い大谷地の湿原に向かいました。ブナやシラカバなどの林を10数分歩くと、大谷地の湿原にでます。
7月上旬はニッコウキスゲ(正確にはゼンテイカ)の開花時期です。大谷地湿地のあちこちにニッコウキスゲの花の群落がありました。
逆に、ワタスゲの花は開花期を過ぎ、実を飛ばすための綿のようなものをつけています。
湿地では、ワタスゲとニッコウキスゲの花が競演していました。湿地の奥にシラカバの木が並び、その手前にワタスゲとニッコウキスゲの花が多数咲く、湿地が並ぶ構成です。
シジミチョウなどのチョウやトンボなどの昆虫も、ワタスゲとニッコウキスゲの花などを訪れています。ワタスゲに留まったトンボです(トンボの名前は不明です)。
ワタスゲとニッコウキスゲの群落の中に、清楚なピンク色の花のトキソウが多数咲いています。花は20から30ミリメートル程度と小柄です。
シラカバの木の上部に、モズが何羽も留まって、時々さえずりあっています。薮の中にはウグイスがいて、すぐ傍でよく鳴いています。逆に、遠くの高い木の上に、カッコウやホトトギスが時々留まって鳴きます。高層湿原に、カッコウとホトトギスの鳴き声が響き渡ります。
大谷地を約1時間かけて楽しみ、戻りました。水無谷地と白樺谷地はもう少し山奥で時間がかかります。最近はクマが時々、出没するとのことで、無理をするのを止めました。自然豊かな証拠ですが、クマに出会うのはやはり困ります。
駒止湿原には、水無谷地・白樺谷地・大谷地の大きな3湿原を中心に、大小10数個の湿原があります。多様な植物が生える湿地として、国の天然記念物になっています。
南会津町側からの山道の端(通行止め)に一番近い大谷地の湿原に向かいました。ブナやシラカバなどの林を10数分歩くと、大谷地の湿原にでます。
7月上旬はニッコウキスゲ(正確にはゼンテイカ)の開花時期です。大谷地湿地のあちこちにニッコウキスゲの花の群落がありました。
逆に、ワタスゲの花は開花期を過ぎ、実を飛ばすための綿のようなものをつけています。
湿地では、ワタスゲとニッコウキスゲの花が競演していました。湿地の奥にシラカバの木が並び、その手前にワタスゲとニッコウキスゲの花が多数咲く、湿地が並ぶ構成です。
シジミチョウなどのチョウやトンボなどの昆虫も、ワタスゲとニッコウキスゲの花などを訪れています。ワタスゲに留まったトンボです(トンボの名前は不明です)。
ワタスゲとニッコウキスゲの群落の中に、清楚なピンク色の花のトキソウが多数咲いています。花は20から30ミリメートル程度と小柄です。
シラカバの木の上部に、モズが何羽も留まって、時々さえずりあっています。薮の中にはウグイスがいて、すぐ傍でよく鳴いています。逆に、遠くの高い木の上に、カッコウやホトトギスが時々留まって鳴きます。高層湿原に、カッコウとホトトギスの鳴き声が響き渡ります。
大谷地を約1時間かけて楽しみ、戻りました。水無谷地と白樺谷地はもう少し山奥で時間がかかります。最近はクマが時々、出没するとのことで、無理をするのを止めました。自然豊かな証拠ですが、クマに出会うのはやはり困ります。