東京都江東区青海2丁目にあるthe SOHOというオフィスビルに行って来ました。SOHOというビル名が示すようにSmall Office/Home Officeのスペースを、事業スペースとして新しく事業を始める起業家の方々に貸すオフィスビルです。
江東区青海2丁目は、お台場の一角にあるので、東京都臨海新交通臨海線の「ゆりかもめ」の船の科学館駅かテレコムセンター駅の中間にあり、どちらの駅からも徒歩5分ぐらいです。
このthe SOHOビルは、 仕事を遊ぶようにこなす“クリエーター向け”が謳い文句になっています。このため、13階建てビルは内側が吹き抜けのデザインになっており、向かい側の貸しオフィスの廊下の壁は多彩な色に塗られていて、美しく楽しいデザインになっています。


このthe SOHOビルには、20歳代から30歳代の若い方が多数出入りしています。若手起業家が実際に起業し、ベンチャー企業などとして新事業起こしを進めている若者が実際にいくらかいるという事実は、現在の日本にとっては明るい話です。
the SOHOビルをお訪ねしたのは、ここに会社を構えているセラミックス フォーラムというセラミックやガラスなどの新材料の販売会社をお訪ねしたからです。同社を経営している加藤石生さんにお話を伺いに行ったからです(セラミックス フォーラムについては、本ブログでご紹介済みです)。
同社は2001年8月1日に、熟年技術者3人が創業した“技術商社”です。約11年目を迎え、現在は代表取締役の加藤石生さん以外は、20歳代から30歳代の若い社員数人で事業を進めています。
ここで話は飛んで、2012年9月10日発行の「日経ビジネス」誌は、特集「隠居べーション 100歳まで働く時代がやってくる」を掲載しています。特集の冒頭に、100歳でも現役サラリーマンを続けている男性や、98歳で現役カメラマンを続けている女性を紹介しています。広い世の中、予想以上の高年齢でも働いている方もいることの実例を示しています。ただし、広い世の中には、こうした方も例外的にいるというエピソードに過ぎません。
この特集「隠居べーション」が伝えたい真意は、日本では60歳代の定年後でも、自分の得意なスキルを生かして働き続けると、生き甲斐が高まり健康管理ができ、元気に暮らす高年齢者が増えるだろうとみています。すると、少子高年齢化の進行によって増える、医療費が減り、そして日本の社会保障給付額を減らすことが可能になると分析します。今後、80歳代まで働く方がいくらか増えて、ある程度の生活費を稼ぐ高年齢者がいくらか増えると、実は若手や中堅層の社会保障負担が軽くなると示唆しています。この特集が伝えたい真意は、かなり重たい内容です。
2012年に日本では、100歳以上の方が5万人を突破し、2051年には70万人に達すると推定されてます。高年齢者各人がいつまで働くかは、それぞれの生き甲斐や生き様か絡む難問です。
ここで話を戻すと、セラミックス フォーラムの加藤さんと、今日ご一緒にお訪ねした方も、たぶん65歳を超えているはずです。お二人ともに、現役で働いている分だけ、それぞれの厚生年金保険は減額され、日本の社会保障負担の軽減に貢献していると推定できます。他人のふところを、あれこれ推定するのは下品なことのですが。
江東区青海2丁目は、お台場の一角にあるので、東京都臨海新交通臨海線の「ゆりかもめ」の船の科学館駅かテレコムセンター駅の中間にあり、どちらの駅からも徒歩5分ぐらいです。
このthe SOHOビルは、 仕事を遊ぶようにこなす“クリエーター向け”が謳い文句になっています。このため、13階建てビルは内側が吹き抜けのデザインになっており、向かい側の貸しオフィスの廊下の壁は多彩な色に塗られていて、美しく楽しいデザインになっています。


このthe SOHOビルには、20歳代から30歳代の若い方が多数出入りしています。若手起業家が実際に起業し、ベンチャー企業などとして新事業起こしを進めている若者が実際にいくらかいるという事実は、現在の日本にとっては明るい話です。
the SOHOビルをお訪ねしたのは、ここに会社を構えているセラミックス フォーラムというセラミックやガラスなどの新材料の販売会社をお訪ねしたからです。同社を経営している加藤石生さんにお話を伺いに行ったからです(セラミックス フォーラムについては、本ブログでご紹介済みです)。
同社は2001年8月1日に、熟年技術者3人が創業した“技術商社”です。約11年目を迎え、現在は代表取締役の加藤石生さん以外は、20歳代から30歳代の若い社員数人で事業を進めています。
ここで話は飛んで、2012年9月10日発行の「日経ビジネス」誌は、特集「隠居べーション 100歳まで働く時代がやってくる」を掲載しています。特集の冒頭に、100歳でも現役サラリーマンを続けている男性や、98歳で現役カメラマンを続けている女性を紹介しています。広い世の中、予想以上の高年齢でも働いている方もいることの実例を示しています。ただし、広い世の中には、こうした方も例外的にいるというエピソードに過ぎません。
この特集「隠居べーション」が伝えたい真意は、日本では60歳代の定年後でも、自分の得意なスキルを生かして働き続けると、生き甲斐が高まり健康管理ができ、元気に暮らす高年齢者が増えるだろうとみています。すると、少子高年齢化の進行によって増える、医療費が減り、そして日本の社会保障給付額を減らすことが可能になると分析します。今後、80歳代まで働く方がいくらか増えて、ある程度の生活費を稼ぐ高年齢者がいくらか増えると、実は若手や中堅層の社会保障負担が軽くなると示唆しています。この特集が伝えたい真意は、かなり重たい内容です。
2012年に日本では、100歳以上の方が5万人を突破し、2051年には70万人に達すると推定されてます。高年齢者各人がいつまで働くかは、それぞれの生き甲斐や生き様か絡む難問です。
ここで話を戻すと、セラミックス フォーラムの加藤さんと、今日ご一緒にお訪ねした方も、たぶん65歳を超えているはずです。お二人ともに、現役で働いている分だけ、それぞれの厚生年金保険は減額され、日本の社会保障負担の軽減に貢献していると推定できます。他人のふところを、あれこれ推定するのは下品なことのですが。
働いているうちは、受給しない。必要になったら不足なく受け取れるのが社会保障の理想です。
若い人が老齢者の生活や医療を支えるために、若年層の就労を助けないといけない。定年を早めよう、という議論があります。
このブログが指摘するように、老齢者の費用を削減するのも良い案ですが、要は日本の中にどれだけ仕事の総量があるかという事です。
グローバル化で国内から仕事が減るけれど、日本の一部の人たちは収入が増えるというのは、どこかで読んだアノ本に書いてある米国の失敗の日本版です。
この、ブログを見て、そんなことを思い出しました。
結局、好きな趣味でつかんだスキルを基に、小さな仕事をすることで、働くことができ、楽しく生活しています。
あまり、固定的に考えないことが大切です。