この村は山の谷間にあります。
わが家の前には高い山がせまっているため
冬には昼の2時半頃に日が陰ってしまいます。
でもこの夏至の時期、太陽の角度が高くなり
夕方6時を過ぎても陽はまだ山の上です。
めいっぱい西に傾いた太陽は家の奥まで照らします。
縁側から入った光は奥座敷、中座敷、仏間をとおって
茶の間まで届きます。
日が沈んでも7時半頃まで明るいので
風呂で汗を流した後は、縁側で夕焼けを見ながら晩酌や食事。
その後はカエルや虫の声を聞きながらの散歩。
ホントいい季節です。
まだこれから夏本番だというのに、夏至を過ぎたらまた少しずつ
日が短くなり冬に向かっていくのです。
父ちゃん