先週末久しぶりに横浜に行ってきました。
横浜ベイサイドマリーナで行われた「大儀見薫さんを送る集い」に参加するためです。
故大儀見薫さんは元日本セイルトレーニング協会(STAJ)理事長であり帆船「海星」オーナーとして日本におけるセイルトレーニングを創設され、元日本外洋帆走協会(NORC)副理事長として日本の外洋ヨット界の発展に貢献された方です。
母ちゃんとの出会いは海星による特別航海の時でした。
海星がなければ自分達は結婚できなかった訳です。
そして母ちゃんは私と出会う前、大西洋を縦断するカティーサーク国際帆船レースにも参加させていただきました。その事をきっかけに私たちの人生の糧となるような
すばらしい人達に出会う事も出来ました。
大儀見さんの存在がなければ今の私たちはなかったと言っても過言ではないと思います。
追悼式のクライマックスは午後4時ジャストに鳴らした八点鐘。
会場だけでなく日本各地の港やアメリカ、イギリスなど大儀見さんと関わりのある
多くの船で同時に鳴らされました。八点鐘とは船での当直交代の時鳴らすものです。大儀見さんの遺志が次の世代に引き継がれて行くようにとの願いが込められたものでした。
閉会し会場を出たら既に日が暮れ、ベイサイドには明かりが灯り始めてました。
山の夕暮れもいいけど、たまにはこんな雰囲気もいいな~。
野毛あたりで一杯ひっかけて行きたい気持ちを抑え帰路につきました。
帰りの車の中、1歳になったばかりの次男は車窓に顔を押し付け 初めて見る
都会の夜景に興味津々。
そう言えば長男が初めて横浜の夜景を見たのも同じ頃だったな~。
海星が横浜を去るお別れ会の時でした。
朝5時起きの日帰りで皆クタクタでしたが、いい一日でした。
父ちゃん