~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

里山あそび・夏最後の川あそび

2013年09月20日 23時05分14秒 | 里山あそび


週末、「里山遊び」を行います。
朝夕は冷え込むようになってきましたが、日中はまだ少し暑い日が
続く事を予想して、この夏最後の川遊びの予定です。
が、お天気や集まった子ども達の気分によっては秋探しの散策や、
シーズン初の焚き火もあるかもしれません。
●9/22(日)10時ころ~ 
●持ち物 水着、タオル、飲み物、ゆっくりしたい方はお弁当、着替えなど
     
また今後ですが、秋から冬にかけては山遊びを考えています。
裏山で散策や探検をしたり、子ども達だけで火を起こし、
焚き火ランチをしたり、材料や水を自分たちで運んで
山の鍋パーティーもいいなぁと…。
そして自分でノコギリやトンカチを使って自由に工作できる
スペースもできたらと思っています。
ご自宅で不要の大工道具や釘、木材がありましたら、
寄付していただけると嬉しいです。
足りないものは里山基金で、少しずつ揃えていきたいと思っています。



今夏、わが家の子ども達と「冒険遊び場たごっこパーク」に行ってきました。
富士山の麓、田子にある「たごっこパーク」は
子ども達が自由に遊べる場所を開いて約10年。
川遊びに夢中になる子もいれば、金槌を手に工作をする子もいる。
また1人黙々とマッチをする子がいる…、
とてものびのびとした空気に包まれた場所でした。

その広場の中心に掲げられていた言葉を忘れる事ができません。
『 Better a broken bone than a broken spirit 』
(訳)心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。

自然のなかでの遊びにはケガがつきもの。
自分の子どもだけでなく、周りに声をかけることに勇気が持てず
中途半端な気持ちでいた自分が吹っ切れた気がしました。
子ども達自身が「遊び」、「失敗」できる場所でありたい。
カサカサと落ち葉の積もる野山を駆け回ったり、
ズボンに穴があくまで泥すべりをしたり、
鹿の鳴き声に耳をすましてみたり、
みんなで焚き火を見つめたり…。
そんなことができる環境のなんとありがたいことか。
「自然の中で遊ぶ喜びを共感できる仲間が増えることが嬉しい」
心からそう願っています。

                     母ちゃん
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