わが家で今、人気の一冊、『自由学園 最高の「お食事」』(新潮社)。
私が青春時代を過ごし、私を形作ってくれた母校の「味」を一冊にした本です。
生徒自身が600人分の食事作りや片づけをして、
毎日、温かい食卓を囲んでいた日々。
食材を満載にしたリヤカーを引いたり、
カマドに薪をくべてご飯を炊いたり、ひたすら鯵を捌き続けたり…。
これが青春なのか?? と思い悩み、苦い思い出も多々ありつつ、
でもページをめくる度に溢れ出てくる母校への愛着。
8年間作り続け、食べ続けた食事の記憶は驚くほど鮮明で、
時々ふっと食べたくなる味。
この味を、この愛を形にしてくれたことに深く感謝です。
「今もこの学校、あるのけ~?」と興味津々のばあば。
「これと、これと、これ、絶対作って!」とチビ息子。
「うわ、ホントに美味しそう~」とのぞき込む兄と姉。
ちなみにこれとこれとこれは、
チキンピラフのホワイトソースがけと、
ハムローフと、チョコレートババロア。
「了解、りょーかい。明日にでも作ろう。」というか、私が食べたい。
おしゃれな学食や昔ながらの給食もいいけれど、
こんな学校あってもいいよね。
色々な方に「自由学園の味」を知っていただく、
きっかけになったら本当に嬉しいなと思います。
母ちゃん
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