~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

シュノーゲルアオガエル

2022年04月17日 14時14分14秒 | 里山


次週4/24(日)は月に一度の縁側カフェです。
ぬくっとゆるんでいた空気が再び冷えこんだ朝。
今朝は先日作ったマンサンダルにて、気まぐれウォーキング。
ゆるっふわっで裸足。
冬の間、何重にも靴下を履きガードしてきた足の感覚が解き放されていく。
足の指先、足先、踵、足首、そして腰や脳…、動き出した感覚がありました。
鳥の声、カエルの声、萌える草木の鼓動まで聴こえてきそうな山の朝。
朝露がまた気持ちいい。

きれいな声で鳴くのはシュレーゲルアオガエル? 
地中の小さな穴の中で鳴くことが多く、声の主を探し出せず。
"シュレーゲル"と外来のような名前は研究に携わった博士の名に由来するもので、
日本固有種とのこと。池には既にオタマがチョロチョロ。
冬の間に産卵を済ませたヤマアカガエルかしら…。
それぞれの生物、「カエル」でも鳴き声も生態も違う。
小さな生命を繋ぐ生態のバランスが絶妙で美しい…。
日々、忙しく動いているとつい忘れてしまう生命の世界。
手足や体を動かしながらも心を研ぎ澄ます感覚、きれいな声が気づかせてくれました。

               母ちゃん

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