4月になりました。
母ちゃん、下田に来て10度目の春を迎えました。
そう、結婚10周年です。
10年前、結婚の記念に1本の木を植えました。
皇太子妃雅子さまの結婚の際に作られた桜、
「雅桜」(みやびざくら・プリンセス マサコ)。
子ども達の入園や入学、結婚記念日を迎える春ごとに、
裏山で鮮やかなピンクの花を咲かせています。
上の写真が植樹した際の私たち2人。
それから10年。
そして私たち家族。
確実に成長し、年輪を重ね、枝葉を広げていく雅桜。
周りの木々とも調和して、春を彩るひとつの風景となっています。
これから更に枝葉を広げ、子ども達は私たちの背丈を越していくことでしょう。
まだまだ10年。まだまだこれから。
母ちゃんの背丈は多分もう伸びず、変りにしわや白髪が増えていくことでしょう。
しわや白髪も美しさに変える、人間味をそなえていけるようでありたいものです。
母ちゃん
まるとうわさびH.Pへ
思い出の桜、桜が咲くたびに子どもさんも成長し、子どもさんが結婚される頃には大木になってもつと、もつと多くの花を咲かせるでしょうね。
私の家の庭の桜も家を建てたときに苗木を植えたのですが、30年たつた今、幹が直計25センチくらいの太さになりました。
今年はいつまでも寒い冬が続き、やっと暖かくなったので待ち構えたようにいっぺんに咲きました。今、満開です。
桜の花はいろいろ人生の歴史、想いでを振りかえさせてくれますよね。
大事にしたい花です。
草木も葉を落とし、彩りを失っている冬。
厳しい寒さを越えて、美しく華やかな花を広げる桜は本当に日本人の心の花だなぁと思います。
そう、大事な木です。
「父ちゃんや母ちゃんがいなくなっても、雅桜だけは切らないでほしいなぁ」と子ども達に話しています。