強く祈る気持ち、打ち砕かれました…
9日未明に通りすぎた台風15号は、予想以上に雨風が強く…。
ドスンッドスンッと地震のように突き上げるような強風に不安な夜を過ごしました。
一夜明けて、山へ。
わが家の一番大きなわさび田、土砂にやられていました。
わさびもわさび田も大量の土砂に埋まり、見る影もなく…。
そして、種子取り場として大事にしていた別のわさび田は、
丸ごと大水にかき回され、わさび田自体が崩壊。手放すことを決めました。
一粒一粒蒔いた種、育てた苗、昨日まで青々繁っていたわさびたち。
暑い日も寒さで凍てつく日も、水の見回り、日除けや獣害対策…、
子どものように目をかけてきました。
やることは際限がなく、自分の楽しみはさておき、
ひたすらわさび作りに打ち込んでいた夫の気持ちを思うと、言葉がありません。
いつかは来ると覚悟はしていたわさび田の危機でしたが、こんなに早く来るとは…。
土砂に埋まった沢をどうするか、モノレールも動かせない、
日々の注文に応えられるか、そしてこれからどうするのか…。
一体、何から手をつけたらよいのか…。
停電も続いているため周りの状況も分からず、
人的な被害がないこと、祈っています。
わが家の主要なわさび田が被害にあい、
かなりの痛手ではありますが、幸い家も家族も無傷。
できることからするしかないさ~と
泣き笑いしながら、また立ち上がろうと思います。
そして、今週末に予定していた縁側カフェですが、
しばらくの間、お休みとさせていただきます。
笑顔で皆さんをお迎えできるよう、またこつこつと歩んでいきます。
母ちゃん
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