四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 新横浜パフォーマンス2016 太鼓

2016年10月24日 | イベント

2016年10月22日 新横浜パフォーマンス2016 が新横浜駅前会場と日産スタジアム会場で行われた

” Shinyoko Taiko Festa   ULTRA TAIKO PERFORMANCE ”

今年のキャッチコピーは「新横イイじゃん!スキじゃん!F・マリノス」

10月22日と23日の2日間行われた

プログラムには太鼓チームが名を連ねているので、好きな太鼓を見る絶好の

チャンス~チャンス~是非行って見ようということで

初日22日のプログラムを見て、新横浜駅前会場の方に行く事にした

 

 

会場では既にパフォーマンスが始まっていて、太鼓までにはまだ時間があるようだ

 

12:30 新横太鼓が始まった 

新横浜に太鼓教室を持つ「TAIKO-LAB 新横浜」がスタートした

予想以上に空いていて、前の方の空いているテーブルの場所に決めた

 

今日は好きな太鼓がたっぷり味わえそうだ

このチームは多くの生徒数を持つそうで、演奏が多彩のようだ

 

後の方まで行って全体の様子を見ると結構場所的に空いているようだ

 

女性のグループで、息のあったバチさばきのようだ

 

チーム「横浜和太鼓音や」の演奏~

前列の子供が期待以上に上手くて、よく練習しているなぁ~

きびきびとした演奏振りは大人顔負けだ

 

「大太鼓一人打ち自慢」の最初にこの女性が登場した

大きな太鼓に向かって軽快な、重厚な~連打~早いテンポの連続

全身の体重を乗せて、遠くまで届け~との連打~連打に感激した

 

教室の講師の方との紹介で始まった

腕に自慢の大太鼓打ちとあって低音で大音量~上手いもんだ~

 

パンフレットに「バブルくん気球 搭乗会」があります

と書いてあるので、バルーンに乗れるなら面白そうだ

下見にと日産スタジアムの方へ出掛けた

スタジアム通りから東ゲートデッキを行くと日産スタジアムの東ゲート広場に着いた

大階段を上がり4階よりイベント会場を見下ろすと

イベントステージの前には多くの観客が集まり、

飲食テントの回りも大変賑わっていた

 

バブルくん気球を見に行って見よう

スタジアムの北ゲートの方へ行くと見えてきた~

エンタメランドと言われる中央広場会場に25mの巨大なバブルくんが浮かんでいた

もし明日お天気が良ければ乗って見るのも面白いな~乗りたいな~

なんて思いつつ、スタジアムの2階より眺めていた

 

色付き始めたハナミズキを見ながらスタジアム通りより

新横浜駅前へ引き返してくると、駅前広場のステージでは

まだイベントが続いていた

 

今日の見たかった太鼓演奏を充分楽しんだので引上げることにした

 

新横浜駅前広場会場マップ

 

2016、10、22 撮影 新横浜パフォーマンス会場にて

 

 

 

 

 

 


・ 第4回横浜運河パレード 2016

2016年10月21日 | イベント

2016年10月15日 第4回横浜運河パレードが行われた

スタート地点が京急日ノ出町駅に近い横浜日ノ出桟橋で、既に多くの人が集まっていた

本部のある大岡川長者橋の袂の桟橋にはパレードに参加するボートなどが集まっていた

 

11:00~パレード式典が始まった

『横浜都心部を流れる大岡川、中村川、堀川を改めて街の資源として

捉え直し、都心運河がもつ可能性を見つけよう~』と挨拶があった

 

桟橋に横付けされたプレジャーボート

 

色とりどりのパドルボードが集まっている

このボードはSUP(サップ):スタンドアップパドルボードで立ったまま乗り、

パドルを漕ぎながら海上を散歩する 浮力が高いため安定性が抜群で

乗るのは簡単、初めてでも乗れる新しいマリンスポーツと言われている

 

この大岡川で船上結婚式が行われるそうで、既にお二人が乗り込んでいる

 

スタート地点の日ノ出桟橋には沢山の観客が見守る中で

特異な衣装のボードの方達が集まっている

「運河パレード仮装大賞」もあるそうでこれ目当てかな?

 

こちらはワンちゃんを2匹乗せた女性だ

ライフジャケットをつけてもらったワン君は慣れているのかおとなしく乗っている

 

いよいよスタートした 大岡川を上って行く

「日ノ出桟橋をスタートして大岡川を上り、蒔田公園の手前で中村川へ、

堀川を下り、山下公園の沖合いを通り、万国橋~日本丸メモリアルパーク~

再び大岡川を船上ドライブしながらパレードします」 とパンフに書いてある

 

長者橋で見送ってから、大岡川沿いの桜並木を次の旭橋まで走った

旭橋上から船上ライブ中の船を迎えた

 

青空の中、沢山のボードが連なって、楽しそうなパレードだ

 

見下ろして撮っていると、橋上の観客に手を振っていた

 

賑やかに通りすぎた 今日は風も無く水上パレード日和だ

 

その後に続いてシーカヤックがやって来た

よ~く眺めると乗っている人の頭には角を生やしている 何かな?

 

穏やかな川面を静かに上って行った

 

更に追っかけて、次の黄金橋まで来た やっと間にあった

橋には大きな垂れ幕が掲げられていた

 

パレードコースの途中には何ヶ所でもイベントが行われる様で

川に沿って追っかけて行くと面白そうだ~がね

 

日本丸メモリアルパーク前にやって来るそうで待つ事にした

 

汽車道で待っていると先頭がやって来た

 

ベネチア号から沿道の観客に手を振っていた

 

船上ライブしながら先導していたプレジャーボートが万国橋を

くぐり抜けてやって来た~  汽車道で見ていた観客は何事か?と

眺めながらも手を振り返していた

 

日差しが強い位のお天気の良い日で運河パレードにピッタリだった

   今日のパレードのパンフです

 

こんなイベントを始めて見た楽しい一日だった

 

2016,10,15 撮影 横浜運河パレードにて

 

 

 

 

 

 

 


・ ふじさわ江の島花火大会 2016

2016年10月18日 | イベント

2016年10月15日 秋晴れの今日、江の島片瀬海岸西浜で花火大会が行われた

小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅より徒歩で10分ほどで湘南海岸公園に着いた

護岸通路に立つと遠くに見慣れた江の島が一望出来て、すばらしい青空に浮かんでいた

海では多くのサーフィンを楽しむ人が居たり、目の前のビーチバレーコートでは

若い人達がバレーを楽しむ大きな笑い声が聞こえていた

 

既に多くの人たちが護岸階段に座って花火を待っている

今日はお天気が良い為か予想以上の人出である

空いている所に三脚を立てて準備していると、期待した夕日となった

画面下方は引地川の河口で、夕日を撮ろうとカメラマンが集まっている

富士山より遥か南に夕日が沈んで行った

 

富士山がクッキリと浮かんできたが、裾の方が厚い雲があり残念だ

この時間になってもまだサーフィンを楽しんでいる人も多い

間もなく花火の始まる時間だ~

 

何気なく振り返ると満月が出ていた

何枚か撮っている間に、「平和の像」のハトの先に

お月さんがやって来た~ チャンス~チャンス~とパチパチ

 

18:00 花火開始  辺りが暗くなって花火が始まった

今日の花火は、18:00~18:45 45分間

打ち上げ花火数は3000発、中でも必見の湘南エリア唯一の特大2尺玉は

空中で直径480mにもなる大輪の花火だとパンフに書かれていた

 

  

今日の打ち上げ場所は2ヶ所で、片瀬海岸西浜沖がメインの第1打ち上げ場所

第2打ち上げ場所は片瀬漁港の中らしい

江の島大橋をバックに片瀬漁港からの花火が上がった

趣向を凝らした花火の形に、打ち上がる度にウォ~と歓声が聞こえる

 

  

これも又連続して奇形な花火が打ちあがった

この間にもいつも見られる丸い単発花火が上がっていた

 

右が第一打ち上げ場所からで、左が第二打ち上げ場所からだ

おっと~2ヶ所から連続して上がったので画面に入り切らなかった

 

   

続いて打ち上げられた中で形の面白いのを拾い出した

 

  

これらも単純な形をしているが、あまり見掛けない花火だ

単発で上がると、お~おぉ~と思うが迫力に乏しい

 

ライフル銃のようでもあり、太鼓を連打しているような激しい

ダダダダ・・・と音がして幾筋も打ち上がった

 

尺玉だろうか、大きいのが上がったが、カメラアングルが

間にあわず、柳のように撮れた

大きな玉だったので、観客からはウォ~との声が聞かれた

 

連続して乱打しているような打ち上げ方だ

海面を赤くして、いくつもの花火が重なって上がった もうすぐ終わりかな

 

2ヶ所で次々と打ち上がった もうすぐ終わりなんだ~

 

特大2尺玉とはこれかな~  いくつもの花火が重なって

大きさや珍しさが上手く撮れなかったのが残念だった

45分間の花火はあっという間に終わってしまった

18:45に終了した

 

鵠沼海岸駅に向かう人波に入って駅までたどり着いた

「花火が終わって只今電車は大変混雑しています

無理をなさらずに次の電車をご利用ください」との

駅員さんの大きな声が聞こえた

満員に近い江の島からの電車に乗ることが出来た

花火は終わってからの帰りに毎回苦労するよね~

 

片瀬海岸西浜一帯は「県立湘南海岸公園」だ

そのマップをご参考に

 

2016、10,15 撮影 ふじさわ江の島花火大会にて

 

 

 

 

 

 

 


・ 双十節 2016 横浜中華街にて 

2016年10月14日 | イベント

2016年10月10日(月・) 辛亥革命や台湾の成立を祝う祭り「双十節」が横浜中区の中華街で催された

中華街大通りは大観衆で大賑わい、沿道で待っていると、

14:05に横浜中華学院をスタートした祝賀パレードがやって来た

今日この大通りは善隣門の入口で車両通行止めになった

 

大人気の獅子が、沿道を埋め尽くした観衆に近づいて愛想を振りまいていた

カメラを構えているとそばにやって来て大きな口でパクリ~とやられた

 

祭りの盛り立て役~爆竹の激しい音と共に煙に包まれる

 

その後に、日華両国国旗隊や、更に日台友好のパレードが続いた

 

南門シルクロードまで人混みの沿道を急いで追っかけて来た

 

2匹の獅子は沿道の観客に近づくと大きな拍手を貰っていた

 

横浜大世界の交差点ではひとしきり演技をして見守る人々から大拍手!

 

獅子が近づくと皆さん笑顔~ 

 

横浜関帝廟の前までやって来てパレードを迎えた

ミス双十節がにこにこ笑顔で手を振りながらやって来た

 

マーチングや横浜おもてなし隊等も観衆の拍手を受けながら通り過ぎた

沿道での赤シャツの係りが誘導に懸命だった

 

 

旗開得勝ってどういう意味かな?後程調べてみよう

 ステキなパレードでした

 

次々といくつもの演技が続いていた

 

小中学校の生徒の演技や、幼稚園児の可愛いパレードもあった

横浜関帝廟の石段より見下ろしていた

この前を通り過ぎるとすぐ隣の横浜中華学院に入りここでパレード終了となった

 

爆竹や太鼓の音を鳴らしながら通りを練り歩いたパレードは

連休最終日も重なり沢山の観光客で大賑わいだった

 

この後に、商売繁盛を願う伝統行事「採青(ツァイチン)」を短時間見た

太鼓や鉦~(なべ蓋2枚?を)両手で合わせ打ち鳴らしながら大音響で

獅子は次々に店舗を回って、またお店の中に入って行って、ひとしきり店内で

演舞して来て、店を出る時に店頭の祝儀を咥える

上手く出来ると大音響の爆竹が鳴らされる

 

獅子は店頭でひとしきり演技する、頭を下げたり左右を見たり

また後を振り向いたり~店頭でひざまづいたり~と

猫が周りを警戒しながら入って行くのと全く同じような、なかなか上手い

機敏な演技を繰り返し行ってから店に入っていく

店内ではお店に方に丁寧に挨拶している様子が通りからも伺える

この間中も太鼓や鉦が打ち鳴らされ、またこの様子を見ようと

通りでは警備員の制止もなんのそのとカメラを持って近づく方もいる

 

店頭に戻った獅子は、店の入口にテープ止めされた

祝儀袋(?)を背伸びしながら咥えて取り、お店に

頭を下げて次に移動する

 

こうして幾つかの隊に分かれた獅子が商売繁盛を

願って次々とお店を回って行く

 

この双十節の祭りは、1911年10月10日の辛亥革命の日付が

十が二つ重なることにちなみ、双十節と言われている

赤シャツの背中には、DOUBLE TENTH FESTIVAL

と書かれていた

 

 ご参考としてパレードのコースです

 

2016、10,10(月・祝)撮影 横浜中華街にて

 

 

 

 

 

 

 


・ 第21回 湘南ひらつか囲碁まつり 2016

2016年10月12日 | イベント

2016年10月9日(日) 日本最大級の囲碁イベント「1000面打ち大会」が平塚で行われた

【 1000面打ち大会 】

 

午前中は小雨が降って、どうなる事かと心配されたが、雨天時は特設テント内で

行うとの事なので見にやってきた、 今回が第21回囲碁まつり~

会場は平塚駅より徒歩2分の紅谷パールロード  長いテントも張られていた

参加者募集 1000人 (事前申し込み 800人、当日飛び入り 200人)

参加費は1000円、 参加対象として19路盤で碁が打てる人となっている

 

棋士との対決は午後1:00~で既に参加者は着席して待っている

商店街の通りに180mにテーブルと座席2列 500席を並べていて

500人づつ2回に分けて行われるとの事である

 

間もなく棋士の先生方の入場です とのアナウンスがあって

デキシーのメロディに乗って棋士達が入場~  会場は大拍手で迎える

大竹英雄名誉碁聖や二十四世本因坊秋芳などの木谷門下生が29名

羽根直樹九段や石倉昇九段などの日本棋院棋士が47名で合計76名の入場です

カメラを構えて待っているとずーっと遠くから見えてきた

今日のお目当ての先生が現われると皆さん大拍手~

 

開会式  平塚市長の挨拶

「囲碁の町ひらつか」として、囲碁文化普及事業として力を入れて街づくりを進めて行きます

 

その横に並んだのは左より

・一人目 大竹英雄名誉碁聖  ・二人目 二十四世本因坊秋芳(石田芳夫)

・三人目 小林覚九段  ・四人目 武宮正樹九段  

 

続いて挨拶に立った大竹英雄名誉碁聖 は終始笑顔で

「我々でも一日にこんなに多くの棋士と会う機会はない

棋士一人一目として今日は70や100目位強くなってください」と笑わせた

 

続いてコンピューターの異名のある二十四世本因坊秋芳が

開始の挨拶を行った

こんな時でないと、有名な棋士を目の当たりに見れない

またとないチャンスでもある

 

いよいよ1000面打ちが始まった

1000面打ち大会棋士分担表に従って対戦が開始した

分担表を見ると棋士一人で7人位の相手をするようである

 

長~いテントの中を眺めていくと、武宮正樹九段の対戦が目に付いた

 

始まって間もなく武宮独特の話が始まった

対戦よりもこの話の方が面白い~皆さん真剣に聞いている

 

今度は対戦相手に笑いながら話している これがファンにとってとても魅力なんだ~

 

今回は女流棋士が10名来ている

その中で一番上が「吉原由香里」六段だった

 

小さい子供~兄弟かな・・・この分では先々強くなりそうだ

 

可愛い姉妹が並んでいる 傍で親が心配そうに眺めていた

女の子でも親が好きだと自然に憶えるのだろうか

 

この子も小学生と思えるが、真剣にさしていた

 

さすがの女流棋士も手を休めて考え込んでいる

 

長~いテントを眺めて歩くと、対戦者の後で観客が人盛りになっている

 

ここが1番席だ~ 一番先に申し込んだのでしょう

相当な力の入れようだ

 

この女性が500番の席に着いていた

1番から500番まで2列にテーブルを並べ、500個碁盤を置いている

 

若い女性の愛好家なんだろう~なぁ~ 棋士に向かって強気な囲碁だ

 

後からじ~っと眺めていた女性、この方も囲碁をやられんでしょうね

 

会場係りのおじさんは囲碁観戦に夢中になってしまった

 

小さな女の子に手解きをする女流棋士

この頃に聞いた話は後々まで忘れないでしょう~

 

わぁ~珍しい外人棋士だ~

胸のリボンには、アンティ・トルマネン 初段と書かれていた

頂いた名簿には、アイルランド出身 小林千寿六段門下

平成28年 入段となっていた

相当な努力をしたんでしょうね~

 

立ち止まって一番を見ているといつの間にか時間が過ぎてしまった

 

今回は見るだけで終わってしまったが、出来るなら

棋士を相手に一番やってみたかった

普段学習センターや近くの地区センターなどでは素人同士の対戦を

やったり、傍で眺めて、終わった後での感想に口出したりすることがある

また、日曜日の昼時の、NHK杯トーナメントを見たりすることも多い

 

とても楽しい一日だった

 

2016、10、9 撮影 ひらつか囲碁まつり会場にて

 

 

 

 

 

 

 


・ 藤沢 龍口寺「龍の口法難会」 2016

2016年09月21日 | イベント

2016年9月12日 今日は「龍の口法難会」を見ようとやって来た 山門にさしかかると

すっかり雰囲気が出来上がっていて、参拝客が往来していた

 

参道の途中に大きな回向柱(えこうばしら)が立てられている

回向柱の白い布が本堂の本尊につながっていると思い

触れながら暫らく黙祷し、そして本堂へ行って参拝した

 

次第に参拝客も増えてきた、本堂前には万灯行列の舞の場所も出来ている

 

一際目に付いた龍口寺の提灯をパチリ~

この後6時より本堂内にて法要があり牡丹餅が撒かれる

 

7時より各講による万灯が奉安され、万灯練行列が始まった

参道を威勢よく駆け上がって来て、纏(まとい)を元気一杯に振り回し

観衆の目を釘付けにします

この時を待っていたカメラマン達は身を乗り出し一斉にシャッターを切る

沼津の蓮窓寺の講中であった

 

女性も加わり重い纏を振り回す 周りのカメラマン達は一斉に切る

 

講中の激しい団扇太鼓(うちわだいこ)や鉦(かね)の軽快な早いリズムで

煽り立てると纏振りも更に力が入り本堂前は演舞場と化します

 

次々に間を置かず上がってくる講は独自の纏を振り回し

一致団結をしたチームワークを示すように振舞います

 

茅ヶ崎の信隆寺の文字が読み取れた

 

纏の演者を取り巻くように、団扇太鼓を打ち鳴らし、鉦や笛で

軽快なリズムをつくり境内を熱気に包み込む

まさに纏を振る人、うちわ太鼓の人、鉦や笛の人など

講中が大きなオーケストラを作ったような雰囲気になり

周りの観衆がこれに惹き付けられ、大きな俄か音楽堂と化します

 

今晩の講は30とか40あるとか聞いた

女性が纏を振り回すのも珍しくない

 

横須賀の妙傳寺だ 子供の纏振りもついてきた

カメラマンたちは珍しさに引かれシャッターを切る

 

参道の夜店では次々にやってくるお客に追われ賑わっていた

 

これからもまだまだ続くと思いながらも引き上げる事にした

本堂に通じる参道でもこれからの出番に備えて纏を振り回し

団扇太鼓・鉦・笛を鳴らし、観衆を取り囲みながら

最高の元気いっぱいの演舞を演じていた

 

龍口寺の前の通りに出ると、出番待ちの講が待ちきれず演舞を行っていた

ピピッ~ピピッ~と警備のお巡りさんの笛が鳴り、直ぐ傍を江ノ電が

ゆっくり周りを見物するかのように走って行った

 

先程の講の演舞の折にも見掛けたが、上の写真の右手に輝く宝塔

日蓮上人が亡くなられた時、庭先の桜(お会式桜)が

時ならぬ華を咲かせたという故事から

桜花を模して紙で作られ宝塔を中に飾ってあります

近くで見るととても精巧で緻密に作られ、中から光り輝いていました

 

龍口寺の仁王門前の通りの夜店は賑わいを増して

これから楽しい夜を迎えるような雰囲気であった

 

片瀬江ノ島駅まで歩く途中、今迄別の世界に包まれて一緒に

なって時間を忘れて興じていたのが、現実の世界に引き戻されて

駅に着く頃に、やっと自分に戻ったような気がした

江の島の灯台の灯りがこちらを見て笑っているようであった

 

今日は日蓮宗の「龍の口法難会」をファインダーを覗きながら

一緒になって興じ興奮し、あの軽快なリズムの心地良さを感じ

近年なかなか味わえないとてもすばらしいホットな時間を過ごせた

思えた

 

2016、9、12 撮影 龍口寺法難会にて

 

 

 

 

 

 

 


・ 第24回 海老名「かかしまつり」を見てきました 2016

2016年09月07日 | イベント

2016年9月5日 新聞の写真入りの記事で、海老名のかかしまつりを知り面白そうだなぁ~

窓越しに朝から青空になって、白い雲も浮かんでいる 秋の空に案山子~こりゃ~面白そうだ

そう~だ 行って見ようと飛び出した 過去にも何度か知ったが、出掛けるのは今回が始めてだ 

小田急線の厚木駅で下車し、海老名駅の方(東方向)へ歩く事7~8分程で着いた

 

厚木駅近くの住宅地を過ぎると一面の田んぼが広がった

まつりの場所は海老名市中新田2丁目で田んぼの中だ

目を凝らすと左手のビル街の方向の田んぼに人らしきが見える

 

強い日差しを我慢しつつ広い通りを行くと左手に「かかしまつり会場」の案内板があった

向こうに見えるのは小田急の高架線だ

お昼過ぎだったがまだまだ秋の青空で、撮影意欲も湧いてきた

 

たんぼのあぜ道を行くとかかしが並んでいた

新聞記事には47体のそろい踏みと書いてあった

昔ながらの「へのへのもへの」を書いているかかし、良い雰囲気を出している

 

ラグビーで一躍有名になった「五郎丸」選手を模した人形だ

これだけに仕上げるには相当苦戦したであろう~ 良く出来ているなぁ~

 

おっと これは金メダルの内村航平選手か~

得意の鉄棒「王者の着地 体操日本」と書いている

 

祝 イチロー3000本安打達成!  良く出来ているように思えたが努力賞だった

ちょうど背景の小田急線がやって来たが、 な~んだ上半分しか写らない

 

クロスになっている畦道を今度は東西方向に見て歩く

日差しは強いがこんな田んぼの風景の真ん中を歩く機会も少ない

轍のあるやわらかい草の感触を味わいながら畦道を歩く

 

こちらもイチローか? コメローと書かれた小学5年生の作品だ

「優秀賞」を貰っている 先程のイチローの方が良い出来栄えと思ったが

そう~か そ~か 分かったよ これは小学5年生だからなんだ

 

すぐ隣に、金髪の女の子を模して作っている

良く出来ているが「努力賞」だった

 

青空にきれいな雲が流れ、心地よい秋風も吹いてきた

 

がんばれ~熊本~ クマモンだ 風で揺れていた

 

クマモンの足元の稲もたわわに実って垂れていた

 

足元に何か動いたと思ったら青ガエルの子供だった

草むらに居たのだろうか次々と飛び出して用水路に呼び込んだ

カエルの写真の撮影にはこの辺りが絶好の場所と分かった

 

蓑笠をかぶったお人形さんたちが並べられていた

午後の早い時間だったが見物の人は少なかった

カメラを抱えたおじさんは「午前中は多くの人が見に来ていましたよ」って言っていた

先生に引率された幼稚園児も来ていて、かかしと一緒に撮れたそうだ

 

終わりにしようと海老名駅に向かう途中で振り返ると、青い空に

「中新田かかしまつり」ののぼり旗がなびいていた

 

帰りながら考えた

どのかかしも良く出来ているのに受賞に差がある

審査員の目には、どこかに面白さがあるとか見る人に楽しさを

与えるような新鮮さを表現したかかしの方がレベルが高いようだ

かかしも創作表現なので作品の新鮮さ・楽しさ・面白さが作品の

優劣を決めるんだろうと思いついた

カメラで撮る写真も創作表現と言われ目新しさや着眼点が要求され

作品表現と言う意味では共通なんだ~との思いに至った

 

因みに昨年度のかかしまつりの最優秀賞は

 (クリックで大きく表示)

「おにぎりざんまい」だったそうだ

確かに米どころでの「かかし」としては平凡な中にも

的を得た微笑ましく親近感の湧く作品と感じた

 

かかしまつりは9月19日まで続くそうだ

稲穂が垂れる秋の田園風景も良いもんだ~

 

2016、9、5 撮影  海老名中新田にて

 

 

 

 

 

 

 


・ 第70回あつぎ鮎まつり花火大会見てきました 2016

2016年08月10日 | イベント

2016年8月6日(土) あつぎ鮎まつり花火大会を見てきました

この花火大会を何処で見ようかと思案したが、過去に行った事があり空いていると

思われる小田急・相鉄の海老名駅より徒歩で20分の所にある

相模川に隣接した県立三川公園より見ることにした

 

この花火は「あつぎ鮎まつり」の目玉として毎年行われる県下最大級の花火大会で

相模川河川敷(三川合流点)から19:00~20:30に10,000発が打ち上げられる

観客数が50万人とも言われ本厚木から相模川あたりは大混雑になる

と言う訳で、JR海老名駅側から新しく出来た大型ショッピングセンター

「ららぽーと」を横目に見ながら相模川の方向へ歩いた

 

桜の折や夕日・夕やけの折には数多く来ているので馴染みの所だ

かなり以前だがお気に入りの夕日風景を撮った事もある

余談になったが

公園に入ると土手の上には既に沢山の人が場所取りしていた

この土手の上は広くて見晴らしもよく涼しい風も期待できる

「この場所から花火はどのあたりに見えますか?」って聞いてみた

「あの森の上に花火の上がったのが見えますよ」の返事だった

 

打ち上げポイントの河川敷が少しでも見えた方が良いと

パークゴルフ場のある相模川の川岸にやって来た

おっとビックリ~人が少ないと思いきやもうびっしり埋まっている

 

望遠で撮ってみると打ち上げ場所の河川敷が少し見えるようだ

新しく出来た圏央道が目障りだが、三川合流点が見えた方が良かろう

 

川岸に三脚を立てる場所を探したがとても難しそうだ

振り返るとパークゴルフ場の土手が良さそうだ

三脚を立てて撮ってみるとこんな感じになった~この場所で撮る事に決めた~

 

一発目から続いてのスターマイン

予想した通り橋桁の下あたりが打ち上げ場所だ

 

もう少し右手から撮れば打ち上げ場所も入ったのだが・・・

 

打ち上げ場所が4ヶ所もあるようだ

 

スターマインの連発~ 明るさが川面にも写っている

すぐそばで見ると明るかったでしょうね~ やはり圏央道が邪魔している

 

スターマインに気を取られていると寸玉がはみ出してしまった

 

大きな音を発して連発~

今日は南風の予報通り煙が右手に流れる

残念なのは風が弱いのか煙が直ぐに逃げてくれなくて

次の花火が煙で隠れて汚くなってしまった

 

今回のプログラムを後から知ったのだが

スターマインが多く打ち上げられている

 

面白い形の花火が次々と上がった

 

明るくてきれいな赤い花火だったが

煙に邪魔されてしまった

 

この後寸玉も打ち上げられたが、煙が逃げず

きれいな花火にならなかった

 

終わりまでまだ時間があるようだが、煙で

きれいな花火の期待が難しそうと思われたので

この辺で切り上げる事にした

海老名駅まで歩いて戻る途中

まだまだ打ち上げられている大きな花火が

家の間より垣間見えた

 

2016、8、6 撮影 県立三川公園にて

 

 

 

 

 

 

 


・ 第31回神奈川新聞花火大会 2016

2016年08月08日 | イベント

2016年8月2日(火) 第31回神奈川新聞花火大会が横浜・みなとみらい21の

臨港パーク前の海上で開かれ15,000発の花火が打ち上げられた

大輪の花が真夏の夜空を彩り約19万人の観客を魅了した

定刻の7時まだトワイライトの明かりが残る中で始まった

昨年と同じくここ大黒ふ頭の岸壁にやって来た

もう既に多くの観客が来ていて、更に場所取りもされていて三脚を立てる場所も無い

 

ちょうど対岸が臨港パークで、先程まで

パシフィコ横浜の白い屋根が見えていた

変わった形の花火が上がった・・・と、目前を観光船が通り過ぎた

花火と一緒に写し込もうと狙ったが、これは無理と分かった

 

今度は派手に上げてくれた

 

そしてドカーンと尺玉~

その後尺玉だけが単発で続いたが面白くなかった

 

左手を見るとベイブリッジの主塔がライトアップされていた

本牧辺りだろうか対岸の明かりが目に付いた

 

脇見をしているとなんとも奇妙な花火が上がった

 

これはきれいでした

 

スターマインと寸玉早打ちってこんな感じになった

 

連打の音で2ヶ入れた積りだったが

少しはみ出してしまった

 

小さな玉が一度に弾けたのだろう~

沢山集まると面白くなる

 

まだまだ続いているが、この辺で切り上げる

全て終了すると出口が大混雑するし

帰りの最終バスが立ちんぼうになる

この大黒ふ頭から横浜駅まで道路が渋滞し、ほぼ1時間はかかる

満員バスで立ったままの1時間はつらい

 

バス停に早く並んだので座ることが出来て

涼しいバスでいくらか居眠りも出来た

 

2016、8,2撮影  大黒ふ頭にて

 

 

 

 

 

 

 


・ 遊行寺 盆踊り大会 2016

2016年08月06日 | イベント

2016年7月31日(日) 昨日の藤沢駅北口での遊行ばやしや秋田竿燈に続いて

今日は時宗総本山遊行寺境内にて盆踊り大会が行われた

【 藤沢宿・遊行の盆 】

遊行寺の総門やいろは坂には既に灯りが点いていた

6時からの盆踊りを楽しもうと次々にやってくる

 

にわか雨が予報されていたが、すっかり晴れ上がりモクモクと白い雲が湧き上がっていた

 

盆踊りに先立ち主催者の挨拶の後、満97歳になったという遊行74代他阿真円

法主がやぐらに上がり、オリンピックを楽しみに元気でと知事さんと約束したと

笑顔で挨拶された 先に挨拶した誰よりも大きな元気な声が印象的だった

 

時間になって大きな輪になって盆踊り唄に合わせて踊りだした

 

先程まで大イチョウの足元でたむろんでいた方達が

待っていましたとばかりに加わり更に大きな輪になって踊りだした

 

やぐらの上での踊りを手本に見ながら輪に入って俄かに踊りだす人

踊りの輪が二重~三重と大きくなった

 

ご年配の方々もこの盆踊りには元気出して踊らにゃ~損損~って

 

ここでカメラを構えているだけで次々とシーンが変わっていく

盆踊りの夜には白と赤がとてもお似合いだった

こうして眺めていると始めから踊っている方や途中から輪に加わって

行く方~踊っている方は殆ど女性ばかり~ 元来女性は踊りが好きなんだね~

 

おっとあぶない~今朝の雨の水溜りがあった 濡れるところだった

良~く見るとやぐらの提灯や踊り手がトワイライトの空をバックに

きれいに映っていた

 

時間が経つにつれて観衆が増えて踊りを取り囲んでいた

楽しい唄に合わせて、踊っている方も見ている方も

華やかな夏の夜のひと時を楽しんでいるかのようだった

 

時間を見計らいながら帰ることにして、総門を出て振り返ると

沢山のちょうちんが総門や人々を照らしていた

 

昨年もこの盆踊りを見たが

今年もやって来て盆踊りの楽しい雰囲気を楽しませていただいた

 

遊行寺の門前町として栄えた藤沢は、江戸時代には東海道の

宿場町として発展した  古の雰囲気を残す遊行寺を後にした

 

( 参考 )

他阿真円(たあしんえん) : 時宗法主・遊行74代

総本山遊行寺57世 大正8年生まれ 今年97歳

著書:捨ててこそ人生は開けるー「苦」を「快」に変える力

 

2016、7、31 撮影 藤沢 遊行寺にて