2016年12月14日 東京港区高輪の泉岳寺で毎年行われる「第27回赤穂義士祭」を見て来ました
義士祭パレードが3寺過ぎにやって来るのを見たいと2時半頃に沿道で待った
既に参道の両側には沢山の人垣だ出来ていた
画像正面の第一京浜国道より泉岳寺の参道に右折して、赤い「義士祭パレード」を先頭にやって来た
多くの人が沿道で待つ中、後の方で「やってきたぞ~」との声が上がった
義士装束をまとった47人が、東京中央区役所前を12時に出発、歌舞伎座前を通り
新橋駅を抜けて日比谷通りの増上寺で休憩後、第一京浜に入り、長い行程を
歩いてやって来た~
泉岳寺への参道の途中で、「エイエイ~オ~」と
2~3度気合を入れ直して2列で行進する
赤い垂れ幕を持つ小野寺十内(享年61才)が先頭だ
続いて討ち入り太鼓をたたく大石主税(享年16才)
勇ましい義士たちが後に続く
沿道からの拍手を受けながら47名の義士達が通り過ぎた
今日は沿道での義士祭パレードを是非見たいとの思いから
パレードがやって来る時間前に泉岳寺の参拝を済ませておいた
今日午後一番に泉岳寺に着くと、既に多くの人で賑わっていた、
中門に入る人出てくる人~参道の両側には屋台や露天が沢山並んでいる
中門を通ると境内の両側も露天で所狭しと並んでいる
泉岳寺と書かれた山門辺りは予想以上の混雑振りだ
山門から見る本堂前の様子、人で埋まっている
左側には一列に多くの人が並んでいて、進んでいる様子が無い
近くにいた方に「何のために並んでいるんですか?」って聞くと
「墓地に参拝に行く為に並んでいるそうですよ~」との返事だ
墓地はここより左手のまだ先の方なんだが、そこまで並んでいるの?ってビックリ~
本堂前も大混雑しているが、先に参拝を済ませる
そして、列の傍を通って並んでいる先を見に行った
墓地入口門の所までぎっしりと並んでいる、 墓地はこの門よりまだ先なんだが
と、そばに居た警備員さんに、墓地までどの位待ちますか?って聞くと
「そうだね~まぁ1時間ほど待つようですね」との返事~
それじゃ~パレードが見られない、こりゃ~ダメだ~どうしようか?
ふと見ると左手の道に入っていく人、出てくる人がいる、もしかしたら・・・
その道を行くと、煙っている墓地が見えてきた、先ほどの門から
ここまでも相当な距離があり並んで待っているようだ
ロープが張られてここからは入れない、更に左に行くと
参拝の済んだ方の出口があって、そこにいた警備員さんに
「ここから写真撮ってもいいですか?」って聞くと、「いいよ~」との返事だ
それでは早速・・・と
墓地の中は人で埋まっていて、お線香の煙が充満している
47人の赤穂浪士が眠る300年以前の小さなお墓が並んでいる
参拝者はその墓石一つ一つにお線香を手向け拝んでいる
これじゃ~山門から並んでいる人たちは今日中には参拝できないよ~
って感じた
煙っている墓地の中では礼を尽くして参拝している人達でいっぱいだ
墓石も小さくて古いがお線香台がお線香で溢れている
年1回の義士祭とは言え、大変な混雑振りだ
ここまでがパレーrドを見る前に済ませておいてから、
参道前へパレードを見に行った
パレードがやって来て、目の前を通り過ぎて、泉岳寺へ入る後を追ったが
大変な人混みで前へ進みようが無い 流れに任せて山門までたどり着き
山門の左手から墓地に通じる道を行くと、義士を見たい人達で溢れかえっていた
間もなく義士達がやって来るのだろうか、門前は人盛りだ
墓地への道が人で埋まっていては義士達は入って行けないのじゃないのか
なんて余計な心配までした
墓地に入る義士達を間近で撮れた 先ほど見た大石主税だ
周りから大きな拍手が送られた
ひげをはやした堀部弥兵衛(享年77才)~その後に奥田孫太夫(享年57才)が
一列になって続く義士達に拍手が鳴り止まなかった
墓地に入る門の前は、一列になって入る義士の通る道を開けていた
それにしても、こんなにまでして追っかけられて義士達は満足でしょうね
この後、義士達は参拝するのだが、見れる余地は無い
ここまでで、今回見た義士祭は終わりにするのですが
本当の見所は、義士達が墓地に入って、墓石に参拝する所だ
浅野内匠頭や大石内蔵助の墓石に参拝する所が見れれば
最高だった
12月14日 赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日であるが
その314年前の出来事が今日まで称賛されているのは
大石内蔵助の武士道が日本人の心を打つのであろう
泉岳寺のHPです
http://www.sengakuji.or.jp/about_sengakuji/keidai_info.html
2016、12、14 撮影 東京高輪の泉岳寺にて