2019年11月4日 ハンマーヘッド客船ターミナルに寄港しているダイヤモンド・プリンセスへの歓送演奏が行われた
11月4日に新装オープンした「新港ふ頭客船ターミナル」のこけらおとしとして入港した
豪華客船 英国籍「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)への歓送演奏で、
来春完成オープン予定のハンマーヘッドパークで、16:45~17:00に行われた
市立港中学校吹奏楽部による演奏で、学生たちは早くから準備して待機しています
東の空は赤く染まっているのできれいな夕焼けになりそう
時間になって歓送演奏が始まった~歯切れのよい軽快なリズムでとても中学生とは思えない演奏ぶりだ
大きなダイヤモンド・プリンセスに向かって演奏中~
親御さんたちも近くで心配そう~大音響の演奏に多くの乗船客が出て来て見守っている
大きなビルのテラスへ出て来たようで乗船客も見入っている
演奏を聞きつけたのか、見守る観客も回りを取り囲み、多くの人盛りとなった
次から次へと沢山の力強い演奏が続く、よくもこんなに沢山練習したもんだと感心~感心~
(中学生の皆さんも今回の歓送演奏を経験し、相当自信がついたことでしょう)
いつの間にか沢山の乗船客が集まり、見下ろしながら手を振っている
出航の時間となった 観客は手に手に黄色いライト(サイリュームライト)を
振りながら見送りのハイライトとなった、 汽笛がボー~ボー~と鳴る
甲板に出ている乗船客からも両手を上げて振っている、歓送演奏は更に元気よく続いた
取り囲んだ多くの観客やハンマーヘッドの2階のテラスの多くの観客からも
黄色いライトが振られ、これからの無事の航海を祈っているようだ
ダイヤモンド・プリンセスの甲板には多くの人が見送りに応えている
歓送演奏を聞きながら手を振り、横浜の温かいおもてなしの気持ちが伝わった事でしょう
出航の汽笛が又もやボー~ボー~ボー~と長~く鳴らされ、ありがとう~と
言っているようだ
歓送演奏は編曲された「蛍の光」になった、ダイヤモンド・プリンセスからはお別れの合図として
再度ボー・・・と長~い汽笛が鳴らされ、ゆっくり動き出した この瞬間にはグッと胸が熱くなる
尚も蛍の光の演奏が続き、黄色いライトが振られ、さようなら~と言っているようだ
岸壁から離れると、観客たちは東の岸壁に移動し尚も手を振っている
ちょうどハンマーヘッドの下を通り抜ける瞬間だった
横浜新港ふ頭客船ターミナルを後にしてゆっくりとベイブリッジに向かっている
観客の多くは、今起きた別れの瞬間に酔いしれているかのように、しばし
その場を離れず、ダイヤモンド・プリンセスの行方を眺めていた
歓送演奏のドラマは終わった~
今迄に幾度も豪華客船の歓送演奏を見ているが
今回の演奏と出航は強く印象に残った
♯ ♯ 別れることはつらいけど、しかたがないんだ君のため~
・・・ ・・・
遠くで祈ろう幸せを~ 遠くで祈ろう幸せを~
今夜も星が降るようだ~ ♭ ♭
とても古い歌を口ずさむような感傷に浸った
2019,11,4 撮影 新港ふ頭客船ターミナルにて