四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 八重桜 普賢象や関山など 2020

2020年04月18日 | 

 

前投稿の雨情枝垂が八重桜であったことから八重桜がいつの間にか見頃になっていた

ここは宮沢遊水地より和泉川の少し川下の北の境橋よりの眺めです

ソメイヨシノが殆ど終わってしまい、手前に見えるのが八重桜です

 

川に沿った桜並木の散歩道より見上げています

 

川のフェンス沿いに八重桜があり、見頃を迎えています

 

撮影した花の写真です 一重の花もきれいですが、八重は柔らかそうできれいです

毎年眺めているのですが、名前が分かりませんので、今回調べてみました

 

前回の「雨情枝垂」の名前を調べたので元気が出てネットの助けを借りました

上の写真がネットに出て来た八重桜で、名前は「普賢象」と言うそうです

「普賢象」の特徴として

・八重桜 ・淡紅色の大きな花 ・緑化した緑雌しべが2本出て反り返っている 

・花色がピンクから白に変わる ・花弁数が30枚ほど 

普賢象の中央にある「変わり葉」を象の鼻の牙に見立て命名されたそうで

フゲンゾウは最も多く植えられる八重桜の一つ、花色はピンクから白に変わっていく

など公園や散歩道の植栽に向いている等の説明より、撮影した花とネット借用の花を

比べてみたがそっくりなので、この八重桜の品種は「普賢象」だと確信した

ついでながら、被子植物の花の各部名称図があり参考になりました

クリックで拡大表示します

 

話を元に戻して八重桜を見て回ります

近くの住宅地の中程にある公園の桜並木です 外観は濃い紅色です

 

大きな花がついていますが枝ぶりがしっくりしません 撮影に困りました

 

枝垂れの様子を撮ろうとしたが、枝がくねくね曲がっているので

これは撮影に難しいなぁ~

 

樹の根元近くの花を撮って見ると、濃い紅色で既に赤味の新葉も出ている

この八重桜にも名札が付いていないので、名前を調べてみた

名前は「関山」(カンザン)と言い、普賢象と共に奈良時代から伝わっていて

八重の濃紅色、大きな花で枝が内側に弓なりに曲がっていて、からみ枝が多く

樹形作りが難しいとの説明があった

そう~か このくねくね枝は関山なんだ~と納得した

 

別の公園まで歩いて行くと、ここは開花があまり進んでいない

 

白くて可愛い花のアップを撮って見ると、トップ画像の「普賢象」と同じだった

この普賢象は関山と共に公園などの植栽に向いているようだ

 

更に近くの元小学校に咲き誇る八重桜を撮った

 

きれいな花だと思いつつ撮って見たが、普賢象だった

嘗てこの住宅地が造成され、公園や小学校が出来た折に植えられた

桜は「普賢象」や「関山」が多いことが分かった

 

コロナで外出がままならない時の公園めぐりで

満開のチューリップや菜の花に出会え、気持ちが和んだ

また可愛いムスカリやツツジなどもあり楽しんだ一日だった

 

2020、4、14 撮影 公園めぐり