先日、ネジバナの撮影を途中で止めてしまったので、再度挑戦
しようとここ宮沢遊水地へやって来ました
せせらぎ水路近くでキョロキョロしながら探すとすぐに見つかった
今日は望遠持参ですので、ボカシもOk,場所が悪いので手持ち撮影です
花が幾つか咲いているが、待てよ~どれでも良いわけじゃない、撮る
ならやっぱりきれいに咲いているのが良い~とこれに決めた
花全体が見えたので、花の先端から撮っていこう
小さな花がネジリながら上に咲いていくようだ
カメラでアップして見ると、右回りにねじれて咲いている
撮影場所が悪い上に、花丈が小さいので撮影姿勢に無理があるなぁ~
このネジバナは日当たりの良い草地や芝生に生えているそうで
多年草で、ラン科ネジリバナ属、開花時期は6月下旬~7月中旬頃
1つの花は5mm弱で、紅紫色か白色、草丈15~30cmほど
花の中央辺りをアップしてみると、花の形が見えて来た
ネットで調べると、ラン科植物の花は「外花被片」3枚と「内花被片」3枚があり
外花被片3枚のうち1番上にある1枚を「背萼片」、他の2枚を「側萼片」という
そして、内花被片3枚のうち背萼片と反対の位置にある1枚を「唇弁」、他の2枚を
「花弁(側花弁)」という ラン科の唇弁は普通舌のような形や、袋の形をしている
ここまで分かったので興味が湧いてきてもっと詳しく知りたくなった
花弁を詳しく見たいと、トリミングして大きくしてみた
下の唇弁はどれかな? この白い泡のようなのは何かな?
この程度の写真では理解が苦しいね
この写真の方が良く分かるかとトリミングで大きくした
花の正面から見て、下側の舌の形に見えるのが唇弁だろうか?・・・
待てよ!!
ここまで書いて終わってしまっては納得いかないので再度調べてみた
ラン科の花の各部の名称は
上のシロバナシランの写真に各部の名称が書かれている
この写真の名称と、ネジバナの花の拡大写真を照らしあわせると、突き出した
白い泡のように見えるのは唇弁で「紅紫色弁白舌」、これは大きくて幅広く花を
下から受けるように広がる形になっている 昆虫がやって来るプラットホームの
役割をしている と知った
さて、ネジバナは盆栽向きであり、10月に鉢植えすると翌春に芽を出すとのこと
ですので、試してみようかと思った 帰宅後に庭に顔を出して咲いているネジバナ
を見つけた その気で見ると庭のあちこちに小さいながらも4本咲いていた
自粛のついでに、近々にこれを鉢植えにして試してみよう~来春が楽しみだ
ネジバナに振り回された一日がやっと終わった
2020、6、23 ネジバナ撮影
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