畑の柵や木に絡みつき、夏頃から長い間咲き続けている目立つ花
まだ花が咲いている傍には青い実や熟した実が出来ている
9月初旬に撮影した「マルバコウソウ」 この頃が一番元気そうだった
ルコウソウの仲間で葉が丸いことから名付けられた ヒルガオ科の一年草
2~5mの左巻きつる性、花期は8~10月 花の色は朱赤色 アメリカ原産
ラッパ状の小さい花を次々と咲かせ、花先は5裂開、中心部は黄色い
萼片は5枚、雄しべ5本 一日花で午後にはしぼんでしまう 花後に出来る
実は蒴果、熟すと下部が裂け種子を散布する
今日見掛けた花は、曇天の為か開き切っていないが、まだ沢山咲いていた
結実した花は枯れて落下し、小さな実が顔を出す
こちらの花も萎れて、まだシベの付いた小さな実が出来ている
小さな実は次第に大きく成長する
花の咲いている傍らに、青い実や熟した茶色の実が沢山出来ている
柵に絡んで成長したマルバコウソウ、蔓はやせ細り茶色くなっている
実が熟して今にも弾けそうだ これらの実を5~6ケ付いたままそっと採る
青い実も熟した実も大きさは5~6mm
実から種を取り出すと、大きさは2mmほどの黒い種でした
これらの沢山の種が弾かれて、翌年芽を出すので柵いっぱいに出来るわけだ
花は一日花で日毎に代わるがわる開花し、マルバコウソウはひと夏で終わる
沢山の種子が世代を引き継いでいる まるで人生の縮図を見たようだった
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