泉の森を先週訪ねた折は湿生植物園では「半夏生」が一面満開でしたが
今日は白い葉っぱが少なくなって、終盤に近いようだ
ドクダミ科の多年草、水辺や湿地に生え、高さ1m程になり、細長い
総状花序を付け、その周囲の葉は白く変色する
花をアップで撮影しようと近づくと先客が居た~
半夏生は花粉を餌とする虫媒花、葉を白くして虫を誘う為に進化したそうだ
白くなった葉っぱは花期が終わると緑色に戻るのは、葉緑体が葉緑素を
再度作り始めるからだとか
花をアップで眺めるのは始めてだが、ちょっと予想外だ
一面に白い毛が出ていて、白い花が沢山突き出ている 花弁は無く
雄しべは6~7個、雌しべの柱頭は4裂している
既に種の出来ているのが沢山有り、撮ってみた、種子は1.2mm だそうだ
名前の由来は、半夏生の頃(7月2日)に白い葉をつける為とする説、
葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説があるそうです
【ダイコンソウ】
黄色い5弁花の「ダイコンソウ」です バラ科2cm程の可愛らしい花
花期が6~9月と長く、何処にでもある花です
花の右と左に1.5cm程のトゲトゲの果実が見えます 集合花です
集合花を横から眺めると、沢山のトゲトゲが出ています
これは花柱で、先端がS字状に曲がっています。これが
「ひっつき虫」で、ひっついて種を運んでもらう知恵者なのです
あの可愛い花がひっつき虫だとは、知って初めて納得です
ダイコンソウの名前の由来は、根元に生えている根生葉が
大根の葉に似ていることからだそうです
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます