四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 大磯 青バト 2015

2015年06月18日 | 鳥・動物

2015年6月10日 快晴の早朝 大磯照ヶ崎海岸へ青バトを見に出掛ける

早起きして始発のバスに乗り、横浜地下鉄~JRを乗り継いで7時前に大磯駅に着いた

その足で照ヶ崎海岸へ急いだ

海岸に着くと江の島が霞んで見えた

大磯の照ヶ崎海岸へ県の天然記念物の青バトが飛来すると知ったのは何年も前で

大磯城山公園へ行った帰りに立ち寄った駅前の観光案内所に大きなポスターで

青バト飛来が紹介されていた

その後新聞で何回か紹介される度に是非行って見ようと考えていた

 

 

大磯漁港のプールのそばの堤防に上がって見ると直下の海岸には

既にカメラマン達が三脚を並べていた

 

青バトの群れが岩場の上を飛び回っている

お天気も良いので、今日は是非撮って見たいと浜辺に下りた

 

岩礁の方向に立派なカメラを並べていた

 

新聞記事の解説によると

青バトは5月初旬から10月中頃まで照ヶ崎海岸に飛来し、7~8月がピークで

梅雨明けのお天気の良い日の朝7~8時台には沢山見られるそうだ

群れを作って岩礁の上を飛び回り岩場に降りて、岩場の窪みに溜まった

海水を吸い込むように飲む

繁殖の時期に主食の果実から取れないナトリウム分を補給する為に

海水を飲んでいると考えられている

この美しいアオバトは卵を産み、雛を育てる5~10月になると

遠く20~30キロ離れた丹沢山地の森から群れをなし照ヶ崎にやってくる

8月のピーク時には1日の飛来数が3千羽を超え、岩場に滑空を繰り返す

日本最大の飛来地ではないかと言われている

 

早速群れがやって来て岩場を飛び回っている

 

砕け散る波にも負けず飛び回っている

 

降りる岩場を探しているのだろうか

並んで撮影していた方が、この時間帯になると逆光でアオバトの色が上手く写せない

早朝 日の出頃だと上手く写せるそうだと言っていた

 

岩場に降りたハトを撮ったが小さく写ってしまった

長い望遠レンズを持って来たが今日は広角側も使いたいので

レンズ交換せずにこのまま撮ることにした

 

隣の方は1000ミリの望遠レンズを三脚に付けていたが

この望遠だとハトを見つけるのも難しいし、三脚を使わないで

手持ち撮影の方が小回りが利いて速写出来ると言っていた

ただ重いので三脚無しでは長い時間の撮影は無理だ

 

朝うっすらと雲がかかっていたが次第に青空が広がってきた

海岸右手の松林に上辺りに富士山が見えるそうだが今日は残念ながら見えなかった

 

アオバトの群れが去ってしまうと次に来るまで待ちぼうけとなるので

海岸風景を撮ったり波の風景を楽しんだりした

 

すばらしい青空にポッカリと白い雲がやって来た

アオバトも良いがこの風景も感激するなぁ~とひとり言・・・

 

またまた群れがやって来た カメラマン達が一斉に構える

 

この方向に飛んでくれるとアオバトの色も分かる

 

岩礁の上を飛び回るがなかなか降りてくれない

 

写真を大きく拡大したのだが

緑色の羽の色~胸のあたりは黄色~オスの翼は赤褐色~

 

並んで岩場に降り立った

 

海水を飲んでいるのだろうか 超望遠だと良く分かるのだが・・・

 

こんな撮影を続けていると飽きることが無い

大きな望遠のカメラマン達は、岩場に降りたアオバトが

大きな波が岩で砕け散るのにビックリして

一斉に飛び立つ瞬間が面白いと言って

狙っているそうだ

 

一人、二人と引き上げて行くので

ここらで切り上げて堤防に上がる

堤防から見下ろすとカメラマン達が撮影に夢中のようだ

 

今日の午前中はとても時間が長い

時計を見ると10時過ぎだった

海岸を見ながら引き上げた

駅前の観光協会の案内所に立ち寄って

アオバトの撮影について話を聞いた

大磯観光について色々と聞くことが出来た上に

汗ばんでいたのがさっぱりとした

 

今日でアオバト撮影の様子が分かったので

次回はもっとステキな写真が

撮れることを期待しよう

 

2015、6,10 大磯 照ヶ崎海岸にて

 

 

 

 

 

 

 


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