四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 瀬谷本郷公園 ハナミズキの実、箱根ウツギの花、カリンの大きな実  (2000/09/09)

2022年09月13日 | 花3

久し振りに横浜 瀬谷本郷公園にやって来ました 

午前中は曇天で撮影にはちょうど良く、午後から晴れ間も出ました

 

南口より公園に入ると、真っ赤になったハナミズキの実が鈴なり~

このハナミズキは毎年、樹一面に沢山の赤い実をつけるんです

 

栴檀(せんだん)の木、青い実がいっぱい~ この栴檀のキレイな花を

撮影したかったが既に手遅れ~ 来年再度挑戦しよう

 

ホサキナナカマド(穂先七竃)の白い花が咲き残っていた

バラ科の落葉低木 花は5~6cm 白色の5弁花

 

ハコネウツギの残り花でしょう~白色と薄紅色の花

 

ハコネウツギの白い花 新しい枝先に咲いています

ハコネウツギの特徴である四角いロート状の部分を確認しながら・・・

 

さて、これは何でしょうか? 握りこぶしより少し大きめの硬い実です

毎年桜に先立って薄紅色のカレンな花を咲かせます

そう~です 答えはカリンの実です 

このカリンの木だけなぜ大きな実がなるんでしょう

 クリックで拡大します

 

ステキなバラがまだ咲いていました

 

引き上げる頃にはまた白い雲が出てきました

今日は殆ど人に会いませんでした(コロナの心配なく、公園の花~独り占め)

ゆっくり~のんびり~味わいながら撮影出来満足でした

 

 

 


・ 横浜 和泉川に沿って散歩 (2022/09/08)

2022年09月11日 | 散歩

横浜瀬谷区を南北に流れる和泉川の上流に近い「東山の水辺」の桜並木です

この地区のボランティア団体によっていつもキレイに手入れされています

桜並木やアジサイロードなど手頃な撮影場所で、時折やって来ます

写真は下流方向(南)を撮っています

 

振り返り、上流を眺めるとキバナコスモスが満開です

 

椅子の置かれた休憩場所近くにゴンズイの実を発見~

赤い実が弾けて黒びかりした実が飛び出しています

5m 余りありそうな大木で、赤い実が沢山ぶら下がっています

この時期に鳥さんたちが見つけ、種を運んでくれます

 

撮影の為、枝に触れると、枯れた実がポロリと落ち、撮影後

黒い実に触ると落ちそうで落ちない実が強固にくっついていました

 

下流に向かって散歩~

関ケ原水辺にも沢山の被写体があり、撮影にはもってこいの場所です

見上げるとエゴノキの実が沢山ぶら下がっています

 

来る途中で出会って撮影した、「ヒョウタンかな?」「形が少し違うし

縦縞模様があるし」名前は勘弁していただいて、珍しいのでアップします

調べた結果、名前がわかりましたので、追記します(2022/09/12

上の写真の名前はペポカボチャです、ペポカボチャとは日本で一般的に

イベントや家畜の飼料用として栽培される「おもちゃかぼちゃ」の総称

だそうです

 

宮沢バス停近くで出会ったきれいな「コムラサキ」です

 

めがね橋近くで見た「シカクマメ」ですが、実も写っています

大きい袋状になっていて、触ると柔らかくまだ豆は出来ていない様子

シカクマメは初見でした

 

畑のような小さなバラ園があって、遠目にはステキなバラが沢山

見えましたが、バラも終盤でやはり傷んでいて、この赤いバラは

ステキでした

和泉川に沿って、東山の水辺から宮沢遊水地まで撮影しながら散歩

他にも沢山の被写体があって、撮影に興じているといつの間にか

時間が過ぎてしまいした

今日は終日曇天でピーカンよりは撮影が楽で楽しいひと時でした

 

 

 


・ ニラの花が満開です  (2022/09/05)

2022年09月09日 | 花 2

今日は朝から快晴~宮沢遊水地には既に太公望が~釣りの人は朝が早いね

 

和泉川沿いを散歩中に畑の脇にニラの花が沢山満開になっている

 

小さな花で一面真っ白 ~ 真上から撮影

 

横から眺めるとドームのような半球状(集散花序)になっている

ネギ科の多年草(球根) 黄色い雄しべも良く見えてきた

 

すぐ隣の花も真上から撮影  小花の数が少ないので形状が良く分かる

 

6弁花のように見えるが花弁が3枚 苞が3枚、 オシベ6本 メシベ1本

花の中央の子房は3室になっていて、熟すと割れて黒い種が散布される

 

更にオシベや中央の雌しべ、子房が良く分かるように撮った

このニラは「ハナニラ」として食材になり、今は蕾も食べられるそうだ

ただ食べられない「ハナニラ」もあって要注意だとか・・・

園芸品種のハナニラは南米原産のユリ科の多年草、春に涼しげな花を

咲かせるそうだが、この花は食べられないので要注意です

 

 

 


・ ツルボ & ヤブラン が咲きました  (2022/09/03)

2022年09月07日 | 花3

ツルボ(蔓穂)が開花しました 花径が7~8mmの

小さくて可愛い花です

 

散歩道の脇にひっそりと咲いています

草丈15~30cm、花期は8~9月、

 

ユリ科の多年草、花色は薄紫色、花びらは6枚、雄しべは6本

雌しべは1本、花は下より上に向かって咲き上がっていきます

名前の由来は、球根の外側の皮を剥がすとツルツルとした坊主頭

「つるぼうず」から「ツルボ」になったとか。。。

 

花に近付いて~更に近づいて撮ったのがこれ・・

立派な6本の黄色い雄しべがクッキリと写りました

 

撮影中に「いらっしやいませと」ひらひら飛んできたヤマトシジミです

花が小さく背が低いので撮影に大変苦労しました

 

ツルボによく似た花にヤブランがあると知って

近くに沢山あるヤブランに挑戦~同じユリ科の多年草

 

庭の片隅に沢山咲いていて撮影は楽そうに思いましたが

これも背が低く、小さな花の撮影も大変でした

 

このヤブランの花も近づいて撮影~撮ってみてビックリ~

こんな小さい薄紫色の花も、大きな花に負けず劣らず立派です

花後に出来る艶のある黒い実は知っていましたが、こんな小さな

可愛い花は初見です 花径6mm位、花弁は6枚、オシベが6本

名前の由来は、ヤブに生えているランの葉に似ているからとか

~~~ 感想 ~~~

コロナ禍で外出がままならないので、暇に明かして何枚も撮影した

が、撮ってからが又大変~撮影枚数が多くて選定に一苦労しました

花後の実が見当たりませんでした 又暫く待ってから実の撮影に

出掛けます 

小さい花だから簡単だと始めましたが、この画像を投稿するまでに

一苦労でした

 

 

 


泉の森 トキリマメ 開花  (2022/08/31)

2022年09月05日 | 花 2

トキリマメ開花:泉の森 山野草園でトキリマメが開花していました

一度撮ってみたいなぁ~と思っていたトキリマメの黄色い小さな花

やっと見付けました

 

マメ科の多年草、日本在来のつる性植物 

 

トキリマメの蔓が他の小さい木に絡みついている

邪魔な葉っぱを左手でよけながらの撮影だ 更に花が小さく

手持ちでピン合わせ、風で花がユラユラ動き、木陰や陽射し

になったりして小さい花に振り回されながらの撮影~

開花中の花や蕾もあり、全部写し込みたいなぁ~

 

小さな若い豆も出来ているようだ 蝶形の小花の花径は8mm

長さ10~15mm位  翼弁、舟弁の特有の形をしている

 

これは花の側面狙いです 花期は8月中旬~9月中旬で花の期間が長い

 

若い豆がぶら下がっています サヤには豆が2個入っているようで

膨らんでいます 鞘の長さ15~20mmほど

 

サヤは晩秋の頃に熟すと殻が赤褐色になります(画像は21-11/14撮影)

 

トキリマメの最大の魅力は赤褐色の鞘と黒い2粒の種子です

2つに裂けたサヤには黒光りの種がくっついたままとなる

落ちそうで落ちないトキリマメの種子~(20-10/21撮影)

スグ傍にこんなステキな名札がぶら下がっていました

 

 

 


・ 泉の森 山野草園 散策   (2022/08/31)

2022年09月03日 | 花3

泉の森は久し振りです 午後から晴れ予報なのでやって来ました

 

山野草園では「ホウチャクソウ」の青紫色の実が出来ています

 

この辺りはホウチャクソウが群生していて

この春にホウチャクソウの群生を見付けて喜んだ覚えがあります

 

こちらは「ヤブミョウガ」の実で、辺り一面群生しています

7月に満開だったのに、もう立派な実が出来ている

 

可愛い「ツリガネニンジン」です

花はキキョウ科特有の釣鐘状の合弁花、花弁は筒状で5裂、メシベの花柱は

花冠より突き出し先端は3裂する

名前の由来は、花の形が釣鐘型で太い根が高麗人参の形が似ているからだとか

 

ネムノキに房状の豆が出来ています あんなブラシのような花から

豆の房が出来るとは不思議ですね

 

一面真っ白な「センニンソウ」が咲き誇っています

キンポウゲ科 日本や中国に自生するつる性多年草、花色は白、

夏から秋に開花、小輪多花性で小さな花を無数に開花する

白色の毛を密生させて羽毛状になるが、これは一見不思議に見える

 

白い花びらに見えるのは花弁では無く萼片で、十文字に4枚、

雄しべは多数で目立ち、中央の雌しべの花柱は3cmと長く伸び裂開する

 

ふれあいの森で見られなくて残念だった「シュウメイギク」が引き

上げる途中で咲いていて、早速撮影~ ステキな色合いが魅力的です

 

 

 


・ ハナトラノオ & タマスダレ 満開  (2022/08/31)

2022年09月02日 | 花3

散歩中の小さな花壇でハナトラノオが満開になっています。

この時期にはあちらこちらでこの薄紫色の花が微笑んでいるようです。

 

正面から眺めるより、側面からの方が花の形がよく分かりますね。

 

長さ3cm 程の唇形の花で、上唇にオシベが4個、メシベ1個あります。

どの花も大口開いて笑っているようです。

 

オシベが4個長く伸びて、メシベの柱頭が裂開しています。

 

横から眺めるとメシベの様子が分かります。

ハナトラノオはシソ科の多年草、アメリカ北東部原産で、大正時代に

渡来したそうです。

花が並んで虎の尾のような果穂になって花が美しいのが名前の由来とか。

 

茎は4角形でしっかりしていて、果穂は4列になって咲き上がっていく。

 茎の断面が四角いので、別名「カクトラノオ」とも呼ばれるそうです。

 

すぐ近くに「タマスダレ」が満開でした。

ヒガンバナ科の球根草、花は3日程で終わってしまうそうですが、

一つの球根から何回か花径が立ち上がって咲く為、長期間楽しめますね。

 

白い花びらにシベが黄色で、写真写りがとっても良いですね。

花びらが6枚、花径が3~4cm、メキシコ原産、開花時期6~9月。

和名の玉簾は、純白の花を「玉」、葉が集まっている様子を「簾」に

見立てて名付けられたとか。

目元パッチリのこの花は何処においても引き立ちますね。