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生活にリズムは確立したけど、いつも「これでわが人生の結末いいのか?}という疑問が時々沸々と湧き立つ。
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人はなぜ生きるんだろう?生きることにどんな意味を見出せば満足するのだろう・・・
今、読書は昨日から読み始めた立花隆の「滅びいく国家」と宮沢賢治を書いた鳥山敏子の本、時間が掛かっているけど私の郷土水俣が生んだ民俗学者谷川健一の「常世論ー日本人魂のゆくえ」を読んでいる。谷川には弟にこれも60年代の思想界の一人の代表者巨人の雁がいる。
宮沢賢治は彼のことを書いたものはたくさん読んできたけど、実際には殆ど知らないといって過言ではない。同じ教師、詩人、妹の看護と看取り、自然との関係、壮大な宇宙への思考(想像力)の飛躍・・・これを入門書として読んだ後ほんもののの宮沢に出会いに行こうと思っている。
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さていまここ(離れの書斎)には彼女の本がないので、読んだばかりの部分で書く。賢治には体の奥深くに自然を超えた部分への通路が開かれていた。そしてその手前にある自然というものを敏感に感受するセンサーを体内に持っていた。
学校では子供達に突然、森へ行こうと誘い、川へ泳ぎに行こうと連れ出した。夜の夜中に寄宿舎の生徒に肝試しを持ちかける。こんな自然の人だった。
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教職を辞めて今思う。教育が雁字搦めになってしまっている。宮沢の試みを現代に応用しようとすれば翌日にはすぐ校長室呼び出しだろう。それを実践した鳥山敏子もいのちの授業で鶏を殺して食べるという挑戦的授業をして世間の評判を取った。しかし、彼女は東京の公立小学校の職を辞している。恐らく周囲から完全に浮いてしまった、孤立無援を強いられたのではないかー
人間のいのちの存立を考えると食料として利用している動物のいのち、植物のいのちが存在し、生を得るために他の動植物のいのちを断ち切る=死を強いるという矛盾のなかで生きていること。当たり前のことだけど、生だけが光(スポットライト)を受け、死を遠く隔離されている。
いじめが大流行の時代。
いのちの大切さを考えさせる第一歩としてこの身近な食の中の「生と死」を取り上げる。どうかな、そんな勇気を持った教員がいるだろうか?
あそうだ
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満開のコスモス。
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ニンニクの種を植えて随分時間が経ったのに、なかなか芽が出てこないと心配していた。ニンニクはうまく育てられないできた。
しかし、この1週間の間に殆ど芽が出た。
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そしてじっくり育った作物は収穫の時に至る。
コンニャクイモの幹が折れた。
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ホウレン草の可愛い芽が出た。
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自慢話を一つ。長葱が今年はよく育った。
今一番の生きる喜びは畑の作物との関わり、その作物との「会話」にある。今は小さな感動をしっかり見届けようと思っている。