おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

「純と愛」の一昨日の放送ありゃいかんばい!!

2012年10月27日 07時02分00秒 | 日記
「純と愛」を見ていますか?

視聴率は好調らしい。「梅ちゃん先生」を超えているとか、「家政婦のミタ」の脚本家が書いているので間違いないとか・・・?

一昨日の放送を見ていて、「こりゃあだめだ」と思いました。

純が舘社長の豪華ホテルに就職するまでは良かった。演出に態とらしさが出て嫌悪感を抱いたことは10・23のブログで書いています。

実に不愉快に思ったのは、純が部屋に案内した親子4人連れの客との関わりです。

まずベルパーソンとして部屋に案内した純の態度がしつこ過ぎるし、不躾であんなにじろじろ客を観察されるなんて客は不愉快になるでしょう

そして客のバカ息子のイタズラというか犯罪。どうしようもないバカママの指輪を彼女に見合った息子が隠し、無くなった責任を純に負わすだけでなく、純を「犯人呼ばわりした」のでした

もう怒り爆発寸前

これを助けるのが愛君。彼には心の中が見えるという能力があります。これでホテルのロビーでイタズラ=壁への落書きを見て注意しても止めないバカ息子を見て、指輪の「犯人」を探り当てます。

双子の弟との確執があってこの子が弟に「死ね」という言葉を使ったことであのおとなしい愛君が切れたのです。

その時、胸のポケットから指をも発見し、子供のイタズラということが判明するのですが、愛君が切れて子供を殴ったことに逆切れして文句をいう場面。上司これもバカなんでこういう描き方をするのかな?警察をよべだとか散々純を犯罪者呼ばわりしていたくせに(自分の息子の「犯行」と知っていながらー)純や愛を攻め続けました。

平身低頭で宥め謝罪するホテルの上司。そして詫びの「無料ホテル宿泊券」を贈呈しようとまでするー

昨日見ていて必ずやあの親子が反省して誤りに来る場面が設定されるだろうと見ていたが、ストーリーは別の場面に簡単に移行してしまいました。

実際には世の中、こういう馬鹿親がしっかり存在しているのでしょうね。遊川さん、これって風刺?逆説的に解釈しなければならない訳?

あの夫は事実を現場で見ていながらおろおろするだけで何も言わない、不安げな様子を示しただけでした。
あれも現代の実態を反映しているの?

きっちりとした勧善懲悪を求めている訳ではないのだけれど、どこかにそれとなくでも事の善悪と悔い改めようとする姿を示して欲しかった。

たしか民放でも昔は朝ドラやって競合していたように思うのだけれど、今はチャンネル切り替えるところがない。ニュースバラエティーはどこも似たり寄ったり。独自性がないと思います。

この後の「アサいち」はこれもすでに書いているけど有働の傲慢さが鼻についてもういけない
「スッキリ」チャンネルを切り替えてしまいます。

「純と愛」の純という人物の設定はおもしろいと思うのですが、原作は知らないけど脚本・演出はいかんと思います。視聴者のどの層をターゲットにしているのでしょう?60台は念頭にない・・・?

「家政婦のー」売れたからといってすぐ飛びつくNHKの軽々しさ。「平清盛」も過剰な演出と撮影(映像表現)の嫌らしさが視聴者にそっぽを向かれたのを反省していないの?