おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

ひさしぶりにいい映画を観たー「最高の人生の見つけ方」

2012年10月06日 07時15分38秒 | 日記
毎日、申し訳ないような好天が続いている。感謝です

昨日は遠出して蘇陽町の「そよ風パーク」まで足を伸ばしてきた。ここのレストランのランチバイキングが最高に美味いのだ。

車で1時間当地に着くと駐車場で「あれーっ」実に不思議な邂逅だった。

仲良くしているお隣の御夫婦が乗っておられるランドクルーザーが停まっている

まさか?こんな所に?今日は京都のお友達が来られているので、湯布院に泊まりに行くといって出かけられた筈。

ところがレストランを見ると窓側に親愛なるHさんが食事中

姿を隠して入り、びっくりさせた。まさに「ワオーッ」って感じだった。
ここで食べさせてくれるメニューは地元の野菜を田舎料理で持成してくれるのだ。もちろんだご汁もあるし、「母ちゃんのプリン」、キンピラゴボウ、ナスや珍しい里芋やそば・・・特にお気に入りだったのがから揚げ、野菜の天ぷら。
食い過ぎるのでご飯はなし!

すべて食べ尽くし、思いを残すことなく調理のみなさんに「ぜーんぶ美味しかったですよ」と声を掛けて出た。

その後、満腹の腹を少しでも動かそうと前の広場と接続している遊園地で童心に帰って遊んだ。ちょうど宮崎の椎葉から保育園の園児が来ていたので一緒にいろんな遊具で遊んでもらった

しかしよく食べた。これだからバイキングは困るのだ。胃がパンパンに膨れ上がっている

夜になっても一向にお腹は減らず、食べたのはインスタントラーメンだけ。



最近映画を観なくなった。全くと言っていいほど見ることはない。
しかし、TVが今渡りの時期なのか特番ばかりで、いいのがない

ちょうど金曜洋画劇場(NTV系)でジャック・ニコルスンとモーガン・フリーマンの超有名な二人が主演する『最高の人生の見つけ方』をやるというので観た。

これが良かった。病院で同室になった性格と素性の相反する二人が出あう。そして皮肉にも二人とも癌で余命半年と告げられる。
そこでジャックがモーガンに持ちかける。「死ぬまでに試しておこう10の試み」を一緒に実行しようとー

ジャックは大富豪。金はある。スカイダイビングからパリの夜、エジプトのピラミッド、エベレスト、インド、万里の長城・・・ジャックはモーガンが徹底した理性主義者でありこれまで一度も浮気をしたことがないという。そこで仕掛ける。女だ。ところがモーガンはやっぱり自分に厳しかったやんわり誘惑を断ってしまう。そしてモーガンからジャックへ。ジャックは事業では成功したが家庭に恵まれなかった。何度も結婚し離婚、子供=娘がいるがまったく音信不通。遊びはあるが孤独な人生だ。そこで、仕掛けた娘の所に会いに行こうとする。そして大喧嘩。

ふたりは喧嘩別れをするのだが、再会するのは再び病院でーモーガンが危篤になって妻に看取られて死んで行く。しかし、モーガンの横にはしっかり親友が付き添っていた。

映画はユーモアがあり、宗教がありそして哲学がある。画面は淡々と面白おかしく流れて行くのだが、ベースに「生と死」がある。笑顔で会話していたかと思うと一人になったどちらかの表情が暗い翳を映し出していく。

かるーいノリのお笑いや食べるだけの企画、タレントの局の金を使った観光旅行、出身大学を前面に出し、覚えのよさだけをひけらかすクイズ番組も時にはいいけど、何も残らない。

ほんとに久しぶりにいい映画を観た

写真は干したゴマ(金ゴマと黒ゴマ)。