今朝のニュースで流れた速報。
アメリカで小学校に男が侵入し銃を乱射して生徒20名職員6名を殺害するという事件が起きている。
何で小学生を無差別に撃ち殺さなければならないのか?まだ犯人がどんな男だったのか不明。本人も死んだという報道。
思い出すのは大阪教育大学付属小学校の無差別殺人事件。犯人の男は宅間守という男で8人の命を奪った。
すでに死刑が執行されているので犯人はこの世の人ではない。
この事件も反抗の動機というものがよくわからなかった。
生い立ちとかいろいろ云々されたし、精神の病の問題もあった。
今回も一部でそういう精神疾患について書かれているものもあった。今続報を読むと母親が小学校の教師で使った2丁の銃が母親が合法的に手に入れていたという。だれでも銃を持てる社会、闇は深いし、恐い。
以前ハロウィンで家を間違って訪れた日本の高校生が玄関先で「フリーズ」といわれたのをわからなかったのか喋りながら前に進もうといて拳銃で撃たれて死亡する事件があった。
自由と民主主義を建国の精神にしているアメリカは憲法で所持の自由をうたっているので致し方ないのかもしれない。しかしこの国無差別テロがなんと多いことか
2007年のバージニア工科大学の事件では韓国系アメリカ人が銃を乱射して33名を殺害した。
この男も心の問題を抱えていたと報じられている。
人間の難しさというか心の中の闇の深さというか、外側からは計り知れないところがまことに恐い。普通は自分という人間を根拠にして相手を忖度する。しかし、知らぬ相手に出合った時にもしその人が想像できないような闇をもっていて、そのドロドロした怨念の捌け口を常に模索しているような人間だったら、どうするのか?
もしかしたらいつも服のどこかに凶器を隠し持っているかもしれないし・・・
今回の事件は小学生が多いというところがまた悲し過ぎる。これから続く長い長い未知の時間を突然に切断された子供達の魂はどこに行くのか?
深い深い哀悼の意を表したいと思う。
私は銃の所持を許している現在の法律(憲法)はそれこそ改正すべきだと思っている。
意思の表明には言論がある。