おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

42年ぶりの友の声

2015年11月11日 07時07分35秒 | 日記

家の背後にある南阿蘇外輪山。

昨夜、突然奇妙な電話が掛かってきた。

妻が出て、不審そうな顔で助けを呼んだ。「何かよくわからない電話よ。」

電話詐欺が横行している。昨日も古文書講座の仲間の話で「おれおれ詐欺電話」が掛かってきたという。

その人は詐欺に掛からなかったが、息子という声に最初は違うようだが「風邪でも引いているのか?」
と思ったそうだ。この電話を使った詐欺は一大産業化しているともいう

なんという世の中だ。

嫌―な感じで電話に出た。

「おやまですけどー」

「あーあおいや、Kやが。ひさしぶいやねー」


「K・・・」

「大学の社会科(中学校専攻科社会科専攻)のKど!」

「あーあやっとわかった!ごめんなあ、あんまり久しぶりなんでわからなかった」

やっと会話がつながった。

何と42年ぶりだ。

昔話に花を咲かせ、退職してすることがなくなってもらった同窓会名簿を手にしていたら
懐かしくなって電話をしてきたらしい。

もう65歳。そういう年齢になっているのだ。

そろそろ人生の終末期。し残してきたことに整理をつける時期でもあろう。

それにしても鹿児島弁が懐かしかった。郷里に帰って42年だ、かごんま弁ももう使えない。

社会科専攻は7人いた。「自分たちで鹿大7人の侍」と自称していた。その7人中一番からだのデカイ
野球をやっていたYが早く死んだ。

今春、同窓会を催した。誘いがあった。その時、大学病院のベッドの中。残念ながら欠席。

仲間との集まりにも酒が飲めなくなった今、どうしても億劫になっている。

でも会いたいなあ・・・あの頃青春真っ盛りだった