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北島三郎が紅白を引退するというニュースが出ている。
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寄る年波には勝てぬという。
確かに年齢とともに体力は落ちるし、気力もいくらかずつ萎えてくるようにも思う。
わが身、当年63歳。無理をするとすぐ腰が痛くなるし、持病の心臓も悲鳴をあげる。
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今一番の悩みは記憶力の低下。
これをしなければならないことをすぐ忘れるからテーブルにメモを書いておいて置く。ところがその存在自体を忘れている・・・
しかし思うのだ。記憶とか想像力の総体=知力って死ぬ最後の最後まで所持しているのはきつくないか?自意識が少しずつ低下していくことは神からのプレゼントだと思うのだが・・・
防腐剤の急性中毒症で緊急入院。病院で意識を失い、高熱を発し血圧が低下、まったく眠れない日が2日続いた。この時さすがに一切の食欲を失い、次第に生きる意欲というか活力が失われているなと感じた。こうして人は死出の旅路につくのだと感じた。
暗い
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歳を取っても元気溢れる人がいるし、その元気さが同世代へのエールになっていることだってある・・・ってことを書きたかったのだ。
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北島は年齢70を越している。しかし見ていると気力は充実しているし、歌の力もまったく落ちてきたとは思えない。
顔に細工して歳を取ってそれが変に顔を歪めてきている人もいるので、そういう人はいつかブラウン管?から消えていく。
体に力がないと歌に迫力が出てこない。
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私はサブちゃんに心酔している訳ではないのだが、彼は存在感=オーラが他を圧倒している。心の底に心が響いてくる。
紅白には引退の必要はないと思う。引退の時は主観よりも客観で「もうそろそろ退け時か?」と感じられた時、それを感じないで衰えにも拘らずで続けるのも困るが、内部の声外部の声が必ず一致する時が来る筈。
頑張れサブちゃん
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