とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

ディスカバー・クイーン

2022-04-23 08:09:33 | 音楽
 3月までNHKのFMで『ディスカバー・クイーン』という番組をやっていた。ほぼ毎週「らじるらじる」で聞いていた。ロックバンド「クイーン」を1年間にわたって掘り下げる番組である。おもしろい番組だった。

 私が中学生のころクイーンの「ボヘミアン・アプソディ」が大ヒットした。ドラマチック曲の展開に衝撃を受けた。それをきっかけにして洋楽にのめり込んでいった。

 クイーンの楽曲はポップだが、ちょっと変わっていた。奇をてらったような楽曲が多かったので、私の好みとはずれていった。

 しかし、後で振り返ってみると、奇をてらった楽曲も「クイーン」というバンドの枠組みの中にすべてすっきりと収まっていることに気が付いた。クイーンが活動していた後半はあまり熱心には聞かなくなっていたのだが、フレディが亡くなってから、ベスト盤を何度も聞くようになっていた。わたしにとっての「懐メロ」になったのだ。

 司会はサンプラザ中野くん。サンプラザ中野くんはクイーンの曲を日本語にして歌ってくれた。それがすごい。またクイーンの曲を西脇辰弥さんが解説してくれる。この解説のオタクぶりがすごい。コード進行や、録音の秘密、さまざまな音楽技術についてわかりやすく解説してもらえた。

 さらにクイーンが好きになる番組であった。特別番組のようなものでいいので、また放送してほしい。
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「清水ミチコ大感謝祭〜作曲法SPECIAL〜」に行きました。

2021-10-24 10:09:42 | 音楽
 先日山形市「やまぎん県民ホール」で開催された「清水ミチコ大感謝祭〜作曲法SPECIAL〜」に行ってきました。芸歴35年の蓄積された彼女の独自な芸の見事さに感動しました。

 清水ミチコさんは昔からよくテレビで見ていましたが、地方に住んでいると生でその芸をみることはなかなかできません。最近、山形市にも「やまぎん県民ホール」という新県民会館ができ、これまで見ることができなかったステージがいろいろと見ることができるようになり、清水ミチコさんも初めて生で見ることができました。期待以上に楽しいライブでした。

 前半は歌モノマネのショーでした。そして真ん中に弟さんの清水一郎さんとの共演を挟んで、後半が有名ミュージシャンの「作曲法」です。この「作曲法」がすばらしい。それぞれのミュージシャンの作曲の癖を再現したメロディーにそのミュージシャンの曲の特徴を説明する歌詞をつけて歌います。モノマネというジャンルがここまで進化と言っていいと思います。

 チックコリアのスペインという曲に歌詞をつけた曲もおもしろかった。この曲は変に印象に残る曲で、その曲に見事にその曲を紹介する歌詞をつけ、演奏し歌う。音楽的な能力と芸人としての能力と、批判的な能力が見事にひとつのものとなっていました。

 楽しいし、その能力に感動するステージでした。
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高畠町文化ホール「MUSIC FOR THE FUTURE」に行きました。

2021-08-24 14:21:53 | 音楽
 8月21日(土)に高畠町文化ホールで開催された「MUSIC FOR THE FUTURE」に行きました。前半が、吉田美奈子さんがピアノとベースの「譚歌duo」の演奏でジャズのスタンダードを歌うステージ、後半は「日野皓正クインテット」の演奏でした。ジャズのすばらしさを体感するコンサートでした。

 私は吉田美奈子さんの大ファンで、近年山形市によく来てくれていたので毎年のように聴きに行っていました。日本で一番のシンガーだと思っています。山形のライブは狭い場所で吉田美奈子さんの曲を歌うものでしたが、今回は少し広いホールで、ジャズのスタンダードを歌うライブでした。やはりうまい。表現力が豊かで心に響いていきます。いいものを聞かせてもらいました。

 後半の日野照正さんの演奏は、フリージャズのすごさを体感するものでした。日野照正さんは78歳だそうです。年齢をまったく感じさせない、迫力のあるエネルギッシュな演奏でした。他の4人は若いミュージシャンですが、みなテクニックがすごく、緊張感のある演奏を楽しんでいるのが伝わってきます。カッコよさにしびれます。

 吉田美奈子さんも日野照正さんも第一線を退いているようなイメージがあるかもしれませんが、いいえ、全く違います。今が旬です。もっともっと活躍し、多くの人を魅了してほしいです。
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miletさんがすごい

2021-01-16 04:11:17 | 音楽
 昨年末にNHK-FMで『ROCK to the CLASSIC PART3』という番組を放送していました。その番組を「らじるらじる」というアプリで今年になってから聞きました。クラシック音楽について現在活躍しているロックミュージシャンが語るという番組でした。

 その番組にmiletさんが出演していました。私はその時点でmiletさんがどんな人かまるで理解していませんでした。番組の中でmiletさんは、自分が昔フルートを演奏していて、フルートは高音のほうが注目されがちだが、低音の震えるような音に魅力を感じるという内容の話をしていました。

 そして番組の中でmiletさんの曲が流れました。すごい。こんなにすごい人がいたんだとびっくりしました。

 そしてその後やっと気が付きました。ドラマの『七人の秘書』の中で使われていた曲はこの人だったんだということを。確かにカッコいい歌でした。しかも紅白歌合戦にも出ていたということです。

 彼女の声は低音に震えるような声に魅力があります。ラジオの中で言っていたフルートの低音のような声を意識して使っているんですね。

 シガーロスも好きだと言っていました。そのあたりも理解できます。

 これからの活躍に注目です。
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「ロン・カーター・フォー・プラス・フォー」に行きました

2019-12-15 08:43:00 | 音楽
 12月11日(水曜日)に山形テルサで開催された「ロン・カーター・フォー・プラス・フォー」に行ってきました。ジャズにクラシックの要素を加え、新たなチャレンジがなされていました。落ち着いた雰囲気で音楽の緊張感を覚えるすばらしい演奏でした。

 ピアノとドラムとコントラバス2人の編成に、チェロの4重奏が加わります。ジャズ対クラシックという構図です。とは言えもちろん張り合っているわけではありません。お互いに協力しながらも、音楽の質の違うものが出会っているので不思議な緊張感が生まれてきます。クラシックのハーモニーにジャズの自由さがプラスされて新たな世界が生まれてくるようです。

 チェロの4重奏を間近に初めて聞いたのですが、ひとつひとつの音が重なってハーモニーを作っているのがよくわかりました。これも私にとってのひとつの発見でした。

 私はジャズの熱心な聞き手ではありません。最近はよく聞くようになりましたが、語れるほど聞いているわけではありません。だからどこがいいとか悪いとかを言うことはできません。しかし音楽のおもしろさを感じた演奏会でした。

 「山形テルサ」は、山形駅近くにある音楽ホールです。普段は山形交響楽団の演奏会が行われるホールです。最近、となりの新県民会館である「やまぎん県民ホール」が完成しました。ふたつの音楽ホールが並び立つ形になりました。今後うまく運営できるのかがちょっと心配になります。
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