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とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「スティング・57TH & 9TH TOUR」大阪公演(2017・6・10)

2017-06-12 17:58:51 | ライブ・コンサート
 6月10日に大阪市中央体育館でSTINGのライブを見た。10000人ぐらいの会場でありながら、ライブハウスのようなライブ感のあるすばらしいパフォーマンスだった。

 新しいアルバムからの曲と、ポリス時代の曲も含めたヒット曲で構成されている。STINGファンでなくとも、ロック世代ならば楽しめるライブである。それだけ彼の曲は当たり前のように我々の周りに当たり前のようにあった。

 編成はシンプルなもので、STINGはベース。他にギターふたりとドラム。そして前座バンドのメンバーがバックコーラスで参加。ごちゃごちゃいらないものはない分、すっきりとした演奏であり、STINGの歌がストレートに届く。ほとんど休みがなく、しかも余計なしゃべりもない。ただ演奏し歌うだけ、ロックライブはかくあるべしという見本のようだった。

 STINGは65歳だというが、とてもそんな年に見えない。われらロック世代のシンボルとしてかっこよくあり続けてくれているような気がしてきた。自分も頑張らなければと思った。
心が躍るライブであった。
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ノラジョーンズコンサート(4月9日仙台ゼビオアリーナ)

2017-04-10 19:50:21 | ライブ・コンサート
 ノラジョーンズの来日公演。初日の仙台公演に行ってきた。ゼビオアリーナという体育館での公演。3000人くらいは入るであろう会場が満員である。

 前座があった。ノラジョーンズ以外のツアーメンバーが演奏する前座バンド。はっきり言ってもりあがらない。ジャンルもなんといっていいかわからない。前座なのに客席は真っ暗になって、客もどう反応していいかわからないような状況である。30分ちょっとほどの演奏で終了。20分の休憩。

 開演後1時間弱ほどしていよいよノラジョーンズの登場。最初の歌声からすべての雰囲気が変わる。やっぱりうまい。すばらしい。ジャズピアノもうまいし、歌はもちろんうまいし味がある。

 ノラはピアノ、エレキギター、エレピをバンドと一緒に演奏し、そのあとひとりになりピアノの弾き語り。最後にまたピアノをバンドと一緒に演奏し終了。アンコールは生ギターを持ち、バンドもアコースティックバンドになり、3曲演奏。1時間40分ほどのコンサートとなった。

 これと言った演出もなかったが、歌の力でしっかりと客を魅了していた。大きな会場dったが、ライブハウスのような距離感を感じさせるすばらしいコンサートだった。
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鼓童ワン・アース・ツアー2016~螺旋

2016-09-30 18:45:44 | ライブ・コンサート
 9月27日、山形市シベールアリーナ。

 基本的に太鼓だけの演奏パフォーマンスである。太鼓のリズムはなぜか心地よく響いてくる。最初は集中できなくて別のことを考えたりもしているのだが、いつのまにか瞑想状態に引き込まれていく。おそらく音は聞くものの心臓の鼓動と共振し、音の世界に直接つながっていくからであろう。しかし、その鼓動は変化をもたらし、次第にクライマックスに向かう。怒りではない心地よい高揚感に満たされていく。

 すばらしいパフォーマンスだった。
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サラブライトマン・ガラコンサート(7月9日ゼビオアリーナ仙台)

2016-07-10 09:54:25 | ライブ・コンサート
 サラブライトマンのガラコンサートに行きました。2年前の秋に仙台のグランディで見たのですが、今回は一回り小さいゼビオアリーナという体育館での開催でした。グランディでは巨大スクリーンがあったのですが今回はなし。しかしその分歌とオーケストラの演奏に集中できるような作りになっています。

 サラブライトマンを知ったのはもう20年以上前です。仙台のタワーレコードでヨーロッパ各国のチャートで1位になっていると大宣伝していたので視聴してCDを買いました。当時はアメリカが音楽業界の中心だったので、歴史と伝統を感じさせるサラブライトマンの歌は逆に新鮮に感じました。もちろんその声の美しさに魅了されました。その後日本でも大人気になり、日本語の歌も歌うようになりました。そして日本人にとってもみんなに愛される歌手のひとりとなっていきました。

 サラブライトマンの魅力は美しく清潔な高音です。高音でありながら丸みを帯びたやさしい歌声です。今回のコンサートでもその魅力は十二分に発揮されていました。彼女の歌が心の底までしみていくような感じがします。

 ゲストにテナー歌手のマリオ・フラングーリス。「オペラ座の怪人」などのデュエットでは、ものすごい声量に圧倒されます。ピアニストのディ・ウー。ラフマニノフのピアノ協奏曲2番などを引いてくれました。有名な曲ですが、生で演奏を聴いたのは初めてでそれだけで興奮しました。そしてカウンターテナーのナルシス君。女性のような高音がとてもきれいで、今後、大ブレイクするかもしれません。

 歌でこれだけの大きな会場を2時間半魅了し続ける、これは本当にすごいことです。すばらしいコンサートでした。
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「ザ・ポエット・スピークス - キンズバーグへのオマージュ」

2016-06-06 08:00:11 | ライブ・コンサート
 2016年6月4日(土)すみだトリフォニーホールで開催された上記イベントを見に行きました。出演者はアメリカの現代音楽の第一人者フィリップ・グラスとパティ・スミス。このふたりの共演ということで何をするのかわからないけれど、行かねばならないとチケットを買いました。

 イベントは次のように進みました

 1.テイジン・チョーギャルとジェシー・スミスのミニコンサート
    テイジン・チョーギャルというのはチベット人のシンガーソングライター。
    ジェシー・スミス はパティ・スミスの娘。
    ふたりで3曲を演奏しました。テイジンチョーギャルの歌はすごい。
 2.フィリップ・グラスのピアノをバックにパティ・スミスがキンズバーグの詩を朗読
    詩はもちろん英語ですが、村上春樹と柴田元幸が翻訳した訳詞が映像で紹介されます。
    フィリップ・グラスのピアノに載せてパティ・スミスが朗読し、言葉が押し寄せてきます。
    刺激的な時間が流れていきます。
 3.パティスミスのミニコンサート  
    パティ・スミスが歌、
    ジェシー・スミスがピアノ、
    レニー・ケイがアコースティック・ギター。
    3曲演奏しました。
    この編成だとパティ・スミスの歌の力がはっきりとわかります。
 4.フィリップ・グラスのピアノソロ
    フィリップ・グラスはアメリカの現代音楽を代表する人で、
    「浜辺のアインシュタイン」などの作曲者です。
    昔から好きな音楽家でした。
    このような形でこの年になってから間近に生演奏を聴くことができるなんて
    思ってもいませんでした。
 5.フィリップ・グラスのピアノをバックにパティ・スミスがキンズバーグの詩を朗読
    最後になるにしたがってパティ・スミスの朗読に力が入ってきます。
 6.出演者全員で「ピープル・ハブ・ザ・パワー」の演奏。
    会場中が盛り上がり、このイベントの素晴らしさをたたえていました。

 言葉の力を感じるとともに、声の力、演奏の力、人間の力をジワリジワリと感じさせるすばらしいイベントでした。この人間の力を信じれば戦争のない世の中も可能なのではないか、そのためにも自分も頑張らなければならないのではないか、そう感じさせるイベントでした。

 終了後、ここに参加できたことに感謝する気持ちで一杯になりました。
 
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