<続き>
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本来最初に紹介すべきであろうが、後回しになり失礼いたしました。参道を上がり始めて左側にそれは建っている。当日写真撮影を忘れていたので、グーグルアースから借用して紹介する。

当然ながらパノムルン遺跡について、展示物と共に紹介されている。ジオラマ展示をみていると、山の頂にクメール様式の建物群が築かれている様子がわかる(黄色矢印)。

リンテル(まぐさ石)も展示してあったが、どこのものか?ここでは建物関係展示物の紹介は省略し、ブリラム近郊から出土したクメール陶が展示されていたので、それらを紹介するが、数量的にはすくなく堪能するほどではない。

クメール陶と呼べば黒釉陶で、装飾もクメールそのものである。クメール陶と云えば、現在富山市佐藤記念美術館で開催中の敢木丁コレクシュン展で、展示中のクメール陶が著名である。



黒釉陶だけではなく、所謂青磁釉陶も存在することがわかる。残念ながら完器の展示はなかったが、どのような釉調の陶磁が存在するか・・・は、理解できる展示であった。次回はムアン・タム遺跡について紹介する。
<続く>