過日、某局の番組で『魔改造の夜』なる番組が放送されていた。テーマは「脚立25m走」で脚立を改造して25mを走らせるタイム争である。
出演は教員と学生がタッグを組むO阪工業大学、福岡の農機具メーカーOレック、それと後輩らが挑むM田製作所の3チーム。
結果は8秒余りでM田製作所が一位であった。口幅ったいが当然の帰結であるものの、やや不満である。そのM田製作所の目標値は、関係者や当事者の会合で3秒とされ、競争本番でも3秒と公言していたが、結果は8秒余り。
後輩に物申すが、いつから目標値はお飾りとなったのか? 目標値は必達である。精神論を振りかざすつもりはないが、目標は達成しなければならない。
会合での3秒発言は期待値なのか、根拠のある目標なのか、まずそこをどのように考えているのか。M田製作所の生産技術力は我々の先輩から営々と築いたものである。この先も業界の最先端をいってくれるものと信じているが、やや不安を覚えた番組であった。
<了>
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