世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

M田製作所・目標値はお飾りか?

2025-02-20 08:58:16 | 日記

過日、某局の番組で『魔改造の夜』なる番組が放送されていた。テーマは「脚立25m走」で脚立を改造して25mを走らせるタイム争である。

出演は教員と学生がタッグを組むO阪工業大学、福岡の農機具メーカーOレック、それと後輩らが挑むM田製作所の3チーム。

結果は8秒余りでM田製作所が一位であった。口幅ったいが当然の帰結であるものの、やや不満である。そのM田製作所の目標値は、関係者や当事者の会合で3秒とされ、競争本番でも3秒と公言していたが、結果は8秒余り。

後輩に物申すが、いつから目標値はお飾りとなったのか? 目標値は必達である。精神論を振りかざすつもりはないが、目標は達成しなければならない。

会合での3秒発言は期待値なのか、根拠のある目標なのか、まずそこをどのように考えているのか。M田製作所の生産技術力は我々の先輩から営々と築いたものである。この先も業界の最先端をいってくれるものと信じているが、やや不安を覚えた番組であった。

<了>


馬蹄銀を売却した

2024-07-28 08:39:11 | 日記

過日、馬蹄銀を売却した。仕事の関係でチェンマイに居住していた頃の1996~1997年頃であろうか、ターペー通りの骨董店にて写真の馬蹄銀を購入した。重量は280gを超えていた。当時の銀価格は日本円でg当たり30円ほどだったと記憶している。つまり1万円以下で購入した。今回はg当たり155円で売却したので、27~28年で5倍ほどになったということである。

当時、入手した銀貨はほかにもある。それは写真のランナー王国時代のサドル銀貨とラーマ4世の豆銀である。これらは売却しなかった。タイに持ち込めば、日本での買取価格以上になるものと考えている。

他に明治の一円銀貨や清朝末期と袁世凱の中華民国初期の銀貨は、シンガポールの友人がプレゼントしてくれたものである。コインのコレクターでもないので、動向をみながら処分したいと考えている。

<了>


オリーブ開花

2024-05-19 08:39:38 | 日記

今年もオリーブが開花した。昨年は100個弱の実が収穫できた。それが初めての収穫であったが、今年はどうなるものかと、やや心配していたものの、蕾は鈴なりである。今年は昨年以上の収穫になるよう期待しているが、炭疽病で収穫に影響がでないようにしたいものである。

天気のよいのが続いているので、一気に開花がすすみそうである。

<了>

 


50年振りの宮崎

2024-04-08 08:44:24 | 日記

ブログを休止して実に72日振りである。肩凝り・痛みの為せる業で、種々試してみたものの結局、パソコンを使わないこと、肩ほぐし体操の2点がよさそうだ。アリナミンEXαやアリナミンメディカル、整形外科医の診察と治療などは全く効き目がなかった。

過日、孫が宮崎大学に入学するというので出かけてみた。宮崎は実に50年ぶりである。大学の学舎の写真を掲げて、今回の記事は終わりにしたい。

<了>


巡った瀬戸内の考古資料館

2024-01-21 08:39:59 | 日記

年初に京都からの帰途、瀬戸内の考古関連資料館を巡った。それらの訪問記や展示物の紹介は別途行う予定だが、随分先になると思われるので、各資料館の逸品を紹介しておく。

たつの市埋蔵文化財センター   ★★

駐車場の端に何やら赤い実がなっている。それも星の形である。後ほどスタッフの方に聞くと、花水木とのことで、初めて見た次第である。

ここでは、双龍環頭大刀の柄頭が展示されていた。韓国は金海の博物館で見たものと同形である。

 

岡山オリエント美術館   ★★★★

モザイク  豹  シリア   前5世紀

石像  男子頭部  シリア  前3ー前1世紀

何れも卑弥呼の時代を遥かに遡る。表現力の具象性を称賛したい。

 

岡山シティミュージアム  ★★★★

これが見たかった。鳥装人間の線刻絵画土器片である。弥生時代のシャーマンか?

柄頭形石製品

出土例は極めて少ない。その一つがコレである。目的は何なのか 、妄想は思い浮かぶが果たして?

 

倉敷市埋蔵文化財センター  ★★

館内に弥生時代の竪穴式住居が復元展示されている。写真のように地面を50-60cm掘り下げて建てられている。これなら冬場の寒さも防げそうだ。高床式住居は冬の寒さに耐えられない。存在はしていたとおもうが、冬場は竪穴式住居に移動したと想定される。

 

総社市埋蔵文化財学習の館  ★★★★

鶏冠人頭土器片で、これも見たかったモノの一つ。弥生時代の遺品である。やはりシャーマンを表すか?

 

笠岡市立郷土館   ★★

瀬戸内の小島から出ら奈良三彩の小壺である。遣唐使のルート上に存在し、航海の安全を祈願した祭祀遺跡から出土したという。

 

広島大学総合博物館埋蔵文化財調査部門  ★

展示物について過大な期待を抱いていたせいか、結論ガッカリであった。広大な敷地で探すのにも苦労したが・・・。展示数は少なく、これといって紹介する遺品もなかった。

 

<了>