世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

和歌山県立風土記の丘資料館(5)

2022-07-04 09:01:59 | 博物館・和歌山県

<続き>

先ず、御坊市の阪東丘2号墳と有田市・箕島2号墳出土遺物から紹介する。

続いて船戸山古墳群出土遺物である。

 

以上でもって、和歌山県立風土記の丘資料館の展示品紹介を終える。次回は、装飾古墳について紹介する。

<了>


和歌山県立風土記の丘資料館(2)

2022-06-30 09:03:17 | 博物館・和歌山県

<続き>

前回紹介を忘れた埴輪がある。過去にも紹介したことがある両面人物埴輪で、全国初の出土だという。以下、いずれも岩橋千塚古墳群の大日山35号墳から出土した埴輪である。

牛形埴輪

猪形埴輪

犬形埴輪

水鳥形埴輪

馬形埴輪

馬形埴輪

大日山35号墳は、埴輪の宝庫のようである。

<続く>

 


和歌山県立風土記の丘資料館(1)

2022-06-29 07:44:59 | 博物館・和歌山県

今回より和歌山県立風土記の丘資料館の展示品を紹介する。所在地は古墳が集まる低い丘陵地帯である。

先ずは埴輪から紹介するが、注目すべき埴輪が多々出土している。先ずは過去に紹介した双脚輪状文埴輪から。この双脚輪状文は九州北部の装飾古墳の絵画文様に登場するが、従来訳の分からない呪い文様かと思われていた。しかし、出土した埴輪から人物の冠帽であったことが判明したものの、意味するところは魔除け・辟邪文であろうと考えられる。

円筒埴輪 大日山35号墳 6世紀

左・蓋(きぬがさ)形埴輪 右・靫(ゆぎ)形埴輪 いずれも大日山35号墳 6世紀

<続く>