世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

11月7日~9日にチェンマイへ行かれる方に

2022-11-04 09:34:36 | チェンマイ

ChiangmaiNewsを見ていると、11月7日~9日の北タイ伝統行事であるイーペン・チェンマイの記事が掲載されていた。HISはじめ各社がイーペン祭りにかけた旅行プランを売り出しているのかどうか?

滞在者も含め、上掲期間中にチェンマイに居られる方は、下のランナー様式の古家屋を訪れられたら、それなりの思い出つくりになると考えられる。

場所は後程紹介するが、ピン川河畔であるのでクラトン流し(精霊流し)はできるであろう。写真のファラン(西洋人)が片手に持っているのがクラトンである。水面には多くのクラトンが流れている。

夜空には無数のコムローイ(熱気球)が浮かんでいる。この場所からコムローイを揚げることが出来るかどうか? ダメなら上掲写真で青いネオンの歩道橋(クアレック)から放てばよい。場所は下のグーグルの位置。

ナイトバザールの通りから一筋東のチャロエンプラテート通りと、ピン川に挟まれたところで、歩道橋のクアレック橋のすぐ南。コムローイは近年メージョー(チェンマイの北郊)に打ち上げ会場が出来ているようだが、旅行者にはアプローチしづらい。上掲のランナー様式古家屋なら、各ホテルから近い。上掲期間中に旅行される方は是非どうぞ。

<了>


イーペン・チェンマイ2022

2022-10-31 08:16:55 | チェンマイ

この時期のチェンマイは、シーロに拡声器を載せ、♪ローイカトーン~ローイカトンとの歌声を流し市中を巡回する。涼しい朝晩で、日中も比較的過ごしやすい季節で、本格的な観光シーズン入りとなる。2022年のイーペンは、11月8日~9日とのこと。

ローイカトンとはバナナの幹を芯に季節の花で飾り付け、ロウソクに火を灯すフロートである。それを日暮れと共にピン川に流す、精霊送りである。ピン川に多くのフロートが浮かぶさまは幻想的でさえある。空を見上げればコムローイ(熱気球)が次々と舞い上がった姿が見られる。壮観そのものだが、民家の屋根に落下し毎年火災が発生するものの、舞上げ禁止の沙汰はでない。今年は何軒犠牲になるのか?日暮れと共に飛行機は、運航を停止する。多くの舞い上がったコムローイで航空機事故など、シャレにもならないからだ。

ところで今年のイーペンは、ドブ川であったメーカー運河が浄化(ココ参照)され、フロートも浮かび祭りに参加するとの、過日のChiangmaiNewsである。

多くのランタンが吊り下がる木橋は新設したようだ。11月8日ー9日の前から、写真の人出である。町興し・地興しのノウハウをコン・ムアン(チェンマイ人)から習ったらどうであろうか。

<了>


山肌を黄金色に染めるดอกบัวตอง

2022-10-30 10:15:08 | チェンマイ

過日ChiangmaiNewsを見ていると、メキシカンサンフラワーが11月に入ると咲きだすとのニュースである。当地ではメキシカンサンフラワーをดอกบัวตอง(ドークブアトーン)と呼ぶ。特にメーホンソン県クンユアム郡のそれは、一山一面に黄金色に染まる。ニュースでは咲き始めの写真が掲載されていた。

満開になれば、以下の写真のようになる。

ブアトーンの花は、クンユアムに限らず、北タイでは少し標高が高ければ、どこでも見ることができる。ただし写真ほどではないのだが・・・。

4年半の出向期間中や退職後の延べ1年半のロングステーを通して、クンユアムへは行ったことがない。なんせチェンマイからは遠すぎる。クンユアムで思い出すのは、白骨街道である。牟田口廉也指揮のインパール作戦。その敗戦からの敗残兵撤退路にあたる、多くの将兵が戦傷や熱帯病で命を落とした・・・との印象しか残っていない。

<了>


古都チェンマイの仏塔崩壊

2022-10-05 07:25:29 | チェンマイ

タイ北部は、ベトナムに上陸した台風4号(日本での呼称・台風16号)崩れで豪雨をもたらしているとのこと。ChiangmaiNewsは、その被害状況を連日報道している。

写真の橋はターぺー通りから東に向かった、ピン川に架かるナワラット橋である。橋脚と橋桁の隙間がなくなる程水嵩が増している。遠景の建物がリンピンコンドミニアムで1995年から2年間居住しており、ピン側の増水は年中行事だが、今年は程度がひどいようだ。

上掲写真は、チエンマイの東南部・ノンホイ地区。ここは地盤が低く、僅かの雨でも浸かるのだが、今年はひどいようだ。

ChiangmaiNewsは住民総出で土嚢作りしている様子も報道している。

そのような中、チェンマイ南部のワット・シースパンの仏塔が倒壊したとのニュースである。

チェンマイ観光で訪れた日本人観光客も居られると思うが、当該寺院は”銀の寺”として名高い。そこのチェディ(仏塔)が倒壊した。長雨の影響である。ところが怪我の功名とは失礼な表現ながら、多くの遺物が出土した。早速、タイ芸術局第7支所(在チェンマイ)とチェンマイ国立博物館のスタッフが調査を開始したとのニュースも報道されている。

報道内容は以下の通りである。”チェンマイを襲っている雨季末期の長雨。先般はチャンプアップ・ゲート(白象門)の城壁が崩壊したが、去る9月29日にチェディ・ワット・シースパンが崩壊した。その崩壊址から多数の貴重な仏教遺物や工芸品がレンガの間に散らばって発見された。チェンマイ国立博物館と共同で、チェンマイの芸術局第7支所はスタッフを派遣して調査した。複数の時代の遺物や工芸品が混在していることがわかった。墓石砂岩台座、仏教遺物、鋳物仏像、石ガラス彫仏像、ガラス石、原石・切石など、さまざまな時代の遺物が共存していた。

発見された重要な遺物は、青銅のレプリカ・チェディ。パーツは分解可能で上部には仏の遺物が含まれている。レプリカ・チェディの鐘体は開くことはできなかった。これらはすべて、長方形のパネル張りの部屋の形をした石積みブロックに含まれている元のコンテキストのままで、ナチュラルとポリッシュの両方のカラフルなガラス石で覆われていた。

このレプリカ・チェディの発見は、ワット・シースパンの寺院建造物の建立年代とその後の修復時期をあきらかにするのに役立つと考えられる。この後、チェディの躯体構造を明らかにする、長期の調査活動が必要である。”・・・以上である。

長雨による洪水は、今後バンコクに影響を及ぼすであろう。

<了>


チェンマイの抹茶Caffe

2022-10-02 07:31:39 | チェンマイ

過日、ChiangmaiNewsを見ていると、チェンマイ(以下、CNX表記 CNX:チェンマイ国際空港コード)の抹茶Caffeなる記事が掲載されていた。

CNXは、直近では2018年5月から半年滞在して以来、行くことが出来ないでいる。最近、訪タイ条件は緩和されたが、記録的な円安でバーツ高となっている。来年は何とかしたいのだが・・・。

ChiangmaiNewsの抹茶Caffeの記事をみていると、いずれも知らないCaffeである。近年に雨後の筍のようにOpenしたものであろう。

 

ChiangmaiNewsの抹茶Caffe記事は7sCaffe紹介されていたが、2箇所は郊外なので省略し、CNX市街のCaffeのみ紹介する。

真心茶屋はSridonchai路に面し、昔はチェンマイプラザと呼んでいたホテルの向かい側である。まさに昭和の民家を彷彿とさせる。

Chasekiは二マンへーミンに近く、YMCAの裏手にあたる。比較的アプローチし易いであろう。

Sunday Bakerは、チェンマイ・ゲートに在る。比較的行きやすいであろう。

Roise.cnxはニマンへーミンにあり、近くのホテル滞在者には便利な場所である。

1週間ほどのチェンマイ旅行で抹茶でもなかろうが、小休憩で使うのもアリかと。

今回紹介していない本格的な抹茶処も存在している。いずれにしても、日本人相手だけであれば成り立たない。基本的には日本ブームに便乗したチェンマイ人相手のCaffeで、抹茶ブームもここまで来たかとの感である。蛇足ながらタイ国での抹茶ブームの火付け役は、我が田舎・松江の中村茶舗である。

<了>