2016年6月18日 三面ダム
三面(みおもて)ダムは左岸が新潟県村上市岩崩、右岸が同市千縄の二級河川三面川本流にある新潟県土木部が管理する多目的重力式コンクリートダムです。
建設省(現国交省)の補助を受けて建設された補助多目的ダムで1953年(昭和28年)竣工と新潟県土木所管ダムとしては最初に建設されました。
2001年(平成13年)に上流に完成した奥三面ダムと連携して三面川の洪水調節を行うほか、安定した河川流量の維持と既得取水権への用水補給、新潟県企業局三面発電所での最大3万キロワットのダム式発電初を目的としています。
今回は先に奥三面ダム訪問し、帰りに三面ダムに立ち寄りました。
県道349号の樹間からなんとかダムと正対できます。
クレストラジアルゲート4門、新潟県土木部所管ダムではおなじみ赤いゲートです。
県道から標識に従ってダムへと向かいます。
ダム直下の発電所への道は関係者以外立ち入り禁止でダムを下流正面から見ることはできません。
途中で開けた場所がありダム半分と発電所が見えます。
右岸から。
同じ場所からズームアップ。
扶壁の色が違っておりこの部分が改修されたことがわかります。
ダム右岸の管理事務所手前の遺構
ケーブルクレーの台座跡かな?
天端は歩行者のみ開放。
機械室が並ぶ所がクランクになって盛り上がっており、ここが改修された箇所だと思われます。
奥は管理事務所です。
天端から導流壁と減勢工を見下ろします。
昭和20年代らしく導流壁は直線
左手は三面発電所。
アングルを変えて。
豪雪地帯らしく屋根は切妻。
0741 三面ダム(0462)
左岸 新潟県村上市岩崩
右岸 同市千縄
三面川水系三面川
FNP
G
82.5メートル
205メートル
47800千㎥/32940千㎥
新潟県土木部
1953年