小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
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第28回日本数学コンクール表彰式は11月5日。理学部南館 坂田・平田ホール 午前10時〜

2017-10-31 | 日本数学コンクール
今年も日本数学コンクールの表彰式が間もなく開催されます。
早いもので、今年は第28回を数えます。幾多の俊英達が当数学コンクールに参加し、優秀な成績をおさめた参りました。最年長の方は、46歳。社会の中心で活躍されている方々です。その分野は数学に限らず、様々な分野に渡っています。数学を駆使する金融工学を学び、外資系企業で活躍される方。医学分野の研究に数学を応用し、優れた研究成果をあげている研究医の方。数学をさらに学び、大学その他の研究機関にて、数学の研究を推し進めている方。会社の運営・経営に数学的な発想を活用されている方。実に多くの方々が、それぞれの分野で生きた数学を上手に利用されています。

最近、頼もしく思うことが有ります。それは、かつてのコンクールの参加者が出題者としてコンクールに戻って来てくれるようになったことです。彼らは、大学、大学院の現役の研究者達です。間もなく30周年を迎える日本数学コンクール。そろそろ世代交代の時期です。私もそろそろ次世代にバトンタッチをする必要を感じ始めています。次代を担う若者達に素敵な問題、課題を与えられる多くのコンクールOB、OGの積極的な参加を心待ちにしています。

表彰者も決まり、表彰式を待つばかり。

皆さん、表彰式で会いましょう。


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寄り道の多い数学 大沢健夫著 岩波書店 岩波科学ライブラリー 172

2017-08-18 | 日本数学コンクール
著者、大沢健夫先生は名古屋大学大学院多元数理研究科を今年3月末に定年退職され、現在名古屋大学名誉教授。2010年に出版された本書は、先生が永らく実行委員を務められた日本数学コンクールの過去問を題材にした解説書です。中高生、大学生、一般の方などを対象として、問題の背景を分かりやすく説明してあります。先生の教養が随所に滲み出ています。是非、ご一読下さい。

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第28回日本数学コンクールは無事終了。採点作業が始まった。

2017-08-06 | 日本数学コンクール
今日のコンクール、多元の109号室。エアコンの効きが悪く、高校生の団体戦は酷暑の中での実施とあいなった。
吹き出し口からは生温い風が弱々しく吹いていた。暑いさ中での実施、本当にお疲れ様でした。
皆さんは、今日1日で終わりですが、主催者はこれから採点作業に入ります。採点が終わる頃、夏休みも終わり、2学期が始まります。評価会議を経て、今年度の表彰対象者が決まります。そして、11月の表彰式を迎えます。

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日本数学コンクール、実況中継。

2017-08-06 | 日本数学コンクール
多元109号室。冷房が効いてません。送風はしているのですが、肝心の冷気が吹き出していません。
何とかなりませんか?
シニアの団体戦会場は蒸し風呂状態?!

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おはようございます。今日は第28回日本数学コンクールです。

2017-08-06 | 日本数学コンクール
台風5号の影響も何とか無さそうです。
時間を有効に使って、素敵な答案を書き上げて下さい。
健闘を祈ります。

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明日はいよいよ第28回日本数学コンクール開催。台風の進路がきになりますが、何とか大丈夫でしょう。

2017-08-05 | 日本数学コンクール
年に一度のコンクール。約500人が取り組む数学の問題。日頃の数学の問題とはひと味もふた味も異なる、日本数学コンクールの問題。会を重ねて第28回の開催です。このコンクールからは、幾多の俊才達が育って行きました。全員が必ずしも数学の研究者となった訳では有りません。中には、医学部に進学し、現在研究医として優れた論文を発表しているコンクール参加者もいます。数学の知識を活かした研究論文に評価が集まっていると言います。それぞれの進んだ分野で数学的な思考、知識を活かしてもらえる事は、コンクールの関係者として、これ以上の喜びは有りません。どうか明日、一日、思う存分数学の問題と真剣に取り組んで下さい。解いた後には、爽やかな疲労感と満足感が満ちている事を、心より願っております。

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8月6日、日本数学コンクール開催。

2017-07-25 | 日本数学コンクール
例年多数の参加者によって競われて来た日本数学コンクール。
各答案は、丹念に精読、精査される。
問題自体が持つ難しさは、通常の入試問題とは異なる。
問題に対して、解答時間が長い所に特徴がある。
問題数は5題、解答時間は約6時間。全ての問題を解く必要はない。
解答用紙はB4タテで、枚数制限はない。

いい評価を得るには、
1.数学的に正しい記載であること。
2.表現が簡潔であること。
3.図、表を効果的に使用してあること。
4.論理的な飛躍がないこと。
5.斬新なアイデアに満ちていること。
5.同値性が崩れていないこと。
5.条件を過不足なく使っていること。

等に注意して下さい。
隙のない答案を作成することが、高い評価を得る条件です。

以上はとのまま、大学入試数学の答案作成に通じます。


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2017年度、第28回日本数学コンクールの開催は8月6日実施。

2017-07-08 | 日本数学コンクール
平成29年度の日本数学コンクールは全国から492名の参加者を集める。
8月6日実施予定。
昨年度の団体戦大賞は愛知県の滝高校と三重県の高田高校が受賞した。
このうち、滝高校チームは第9回数学甲子園大会に参加し、見事優勝した。
チームワークの良いチームであったことが印象的だった。
今年度の問題も出揃い、大会開催を待つばかりとなった。
今年も熱戦が繰り広げられること必定の数学コンクール。

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第27回日本数学コンクールの評価会議も終わり、表彰式を待つばかり。

2016-10-03 | 日本数学コンクール
今年も、多数の参加を得て、盛況裏に終わった、第27回日本数学コンクールの表彰対象者が決まった。団体戦、個人戦がシニア、ジュニア部門あり4つのカテゴリーと論文賞のけい5つの部門て、各賞が決まった。
表彰式は11月6日に名古屋大学にて挙行される。
その前に、当日のポスターセッションによる、解説文を用意する仕事が残っている。
各省受賞の皆さん、会場で会いましょう。

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第27回日本数学コンクール、無事終了しました。

2016-08-10 | 日本数学コンクール
第27回日本数学コンクール、8月7日が無事終了しました。
台風による、開催延期もなく、名古屋大学を本会場に全国の4会場で競技は行われた。
参加人数は個人戦、団体戦合わせて約400名。日頃の学習成果を試す、絶好の機会だ。
昨年度より導入された、団体戦。それに伴い、問題の設定も質、量ともにアップしたようだ。
団体戦は5問の中から、最終的に1題を選んで解答を作成、提出する。
個人戦は、解答する問題数に制限は設けていない。
どの問題を選ぶかの選択眼が要求される。
そこには、問題の要求レベルを冷静に見抜く力と、自身の数学実力の到達度を測る冷静さが要求される。
出題者の意図を見抜く力も要求される。

コンクールは終了した。

次は、採点、評価段階だ。採点基準を協議し、採点を始める。
各問題の出来具合により、評価を決める。複数回の評価会議を経て、
各賞が決定される。

従って、この暑い最中、受験生の皆さんの汗と涙の結晶たる、答案を前に、暫く格闘が続く、今日この頃。

コンクール参加者の皆さん、名古屋大学のスタッフの皆さん、他会場のスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
次は、11月の表彰式でお会いしましょう。


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