ピアノの天才、鬼才グレン・グールド。高校生時代によく彼の演奏を楽しみにしていた。後年、彼の鬼才振りを知る。演奏中に歌を歌いだす癖があった。この癖は終生変わらなかったという。また、自宅近くの牧場では、放牧している牛に向かって良く歌っていたという。「牛は、僕の歌を熱心に聴いてくれたよ。」と語ったという。しかし、数々の奇行にも関わらず、彼の演奏は天与のものかと思わせるものがある。異常に速いと感ずる曲が多い。特に、バッハの曲にその傾向が顕著である。彼の映像を見ると、「音楽サバン」ではないかと、つい思えてしまうところがある。
何はさておき、大半は聞いて楽しい曲が多いので、グールドのピアノ曲をお楽しみください。
何はさておき、大半は聞いて楽しい曲が多いので、グールドのピアノ曲をお楽しみください。