小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

英語の参考書について。時代とともに参考書は変遷します。

2014-05-31 | 大学受験用参考書
 私の高校生時代は、
 1.基礎からの英語  高梨健吉著     美誠社
 2.新々英文解釈   山崎貞夫      研究社
 3.和文英訳の修業  佐々木高政     文建書房
 4.試験出でる英単語 森一郎       青春出版
 5.試験出でる英熟語 森一郎       青春出版
 6.基本英文700選   鈴木長十・伊藤和夫 駿台文庫

以上が定番の参考書だった。
 他には、旺文社の原仙作先生の英文標準問精講、英文法標準問題精講が使い勝手のよい参考書問題集だったと記憶する。

 そして、史上最強の英語参考書は、今は亡き、本正弘先生の
 英語長文講義の実況中継シリーズ(全6冊、初級、中級、上級、各上下2冊)
 ではないかと思う。
 数少ない、基本的な原理によって、英語の文章を効率よく読み解くことが出来ます。
 では、その基本的な原理とは、
  1.SV感覚
  2.後置の形容詞句、形容詞節
 の理解です。
 英語そのものの特質を上の2つの基本原理に集約した所に、本先生の凄みがあります。
 英語で苦しんでいる人には、お薦めのシリーズです。

 その昔、数学の超得意なK君(当時高校2年生)に本先生の参考書6冊を薦めたところ、なんと春休み中に読破し、高校3年の第1回実力試験を受けたところ、堂々の1位に輝いたことは、記憶に新しい。

 以上を参考に、皆さん英語がんばってください。

 追伸:桐原書店の即戦ゼミ3番「英語頻出問題総演習」は文法・語法のバイブルです。
是非チャレンジしてください。

以上

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はじめに、進路決定ありき。目標を定めよ。自ずとやるべきは決まってきます。

2014-05-31 | 進路について
 文系理系の別。また学部の別をしっかりわきまえて、志望コースを決めたいものです。
この志望コースの決定が速ければ早いほど、第一希望の大学に入学できるケースが多いようです。身近な先輩の大学進学実績を参考にし、時にインタビューを交えてヒアリングを重ねてください。、
 自身の経験でも、慶應義塾大学の在籍者へのインタビューが希望進路の決定に大きな役割を演じたように思います。

 さて、希望の大学に入学はしたものの、もっと別の大学もあったのではないか、という贅沢な悩みを持つ人もいます。しかし、大事なことは、与えられた条件で最善を尽くしたのだから、後悔はないはずです。
 今年も、こんなことがありました。
 兄は、公立高校から、国立のA教育大学の数学コースに在籍。ご本人は、高校2年生で一時期、兄と同じ大学を目指そうとした時期がありました。しかし、当人の希望はあくまでも国立のN大学工学部。伸び悩みの時期だったのだろうが、彼の尻を叩いてやった。「そんな気迷いでどうする。初心を忘れるな。」今春の大学入試で、彼は見事にN大学工学部にめでたく合格した。「弟がついに兄を超えた」瞬間だった。
 どうか、皆さん、現実は大切ですが、この現実が未来永劫に続くわけではないのです。
常に自分の殻を破ること。「自分の最大の敵は自分自身なり。」とまさに名言です。誰の名言かって? もちろん、マリオ先生の名言ですよ。

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