小島教育研究所

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エクセレントカンパニー、東芝の明日はどっち!?

2017-02-15 | 日記

創業140年超の家電の老舗である東芝が苦境に立たされている。

約2000億円の債務超過に陥っている。優秀な頭脳集団である東芝だから、この困難をきっと打破できると信じているのは、私だけではない。

あまり知られていないが、第二次大戦後東芝は財閥解体の一環として、東西に分割された。その名も、東芝の西芝の二つに分割された。それが70年の歴史を刻む中で、東芝は解体前の規模をしのぐまでに成長した。家電から、重電までを扱い、死角は無いかに見えた。

苦境の度合いは深刻だ。将来の利益を生むであろう半導体部門を売却し、原子力部門を残すという選択は、目先の苦境を回避するための苦肉の策といえる。今後の発展を勘定に入れた再建案を慎重にかつ迅速に出して欲しい。今ならまだ東芝を支援しようという金融機関は山とある。一方で、安易な人員整理に走っては欲しくない。東芝の社員さんが路頭に迷えば、その数の10倍の人々が何らかの形で経済的な苦労を背負い込むことになる。こんな時こそ、社員が一丸となって再建を真剣に目指して欲しい。またそれが出来る社風と考えるが、如何だろうか。

 

 


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