デフレ基調で推移したここ20年の日本の経済。一体デフレのどこが悪いのだろう。
インフレ基調で、給与(収入)据え置きだったら、生活は苦しくなるだろうし、年金生活者も、生活は年毎に厳しくなるだろう。
TPPに参加することは、基本的に関税を撤廃することだ。例えばお米。現在例えば10Kg、4,200円のお米は、TPPで関税がなくなれば、400円で購入可能となる。こめ10Kgで400円。生活がどれだけ楽になるか分かりますか。基本的にTPPに加入すると、海外から安い商品が輸入されるようになります。従って、経済はどちらかというとデフレ基調になりやすい。現在の「アベノイミックス」は車の運転に例えれば、ブレーキとアクセルを同時に踏み込む動作をしているように思えます。そんな捜査をしていては、間違いなく経済本体が崩壊する。たとえば、「TPPショップ」というディスカウンターが現れれば、確実に物価指数は下落します。景気浮揚とTPPはそもそも相容れないものであることの認識が必要でしょう。