我慢の時
2022-10-13 | 日記
大学の生協ショップに注文していたパソコン(iMac Retina 24-inch モデル)が届いたので先週から使っています。11年間使い続け先日ついに永久の眠りに就いた(起動不能となった)先代のG5も並べてみました。正面からは同じぐらいのサイズに見えますが、旧機種のディスプレイにはマージンがあるため実際には21.5インチ。つまりそれより一回り大きく、さらに1ヶ月以上我慢してノートパソコンを使ってきただけに感動的な広さ。作業スペースは3倍近くあるように感じます。(試しに計算してみたら約2倍半でしたが。)
そしてこの薄さも感動的。重さも半分以下になった感じで片手でも楽に持てます。ただしUSBポートが新規格のUSB4になり、それも二つしかないため現在は周辺機器を抜き差しして使っています。(不便なので急遽ハブを注文しました。)そういえばマウスもキーボードもBluetooth接続(無線)なのはこれまで通りながら乾電池を入れるタイプではありません。どうやって充電しているのでしょうかね? それはさておき、ハードディスクでなく内蔵ストレージなので起動は早く、CPUも最新のものなのでサクサク動いてくれて快適です。もちろんOSも最新のMonterey(ver. 12.6)になり、基本的に32bitのアプリしか動作しません。その結果として旧機種で使ってきたものの半分以上がダメになりました。Officeは大学がMicrosoft社と契約を結んでいるため、図書情報センターに利用申請して先日最新版をインストールしましたが、他にどうしても必要なものは別途購入することになります。
あと各種設定の方法なども大きく変わってしまったため戸惑ってばかり。また音楽の標準アプリが iTunes からミュージック(Apple Music App)になったことでも相当手こずりました。それでも試行錯誤を繰り返していくうちに慣れると思います。ある程度覚悟はしていましたし。
最も懸念していたのが日本語入力。これまで愛用してきたATOKは買い切り版が終了し、契約更新のたびに利用料を払う月間または年間プランのみとなりました。それだと研究費から捻出するための手続きも煩雑と思われたため継続使用を断念。仕方なくMacOS標準の日本語入力ソースを使ってみることにしました。その際にはこちらの体験談も参考にしましたが・・・・・
たしかに変換にスペースバーが不要な「ライブ変換」機能は便利に感じましたが、もちろん完璧ではないため変換のし直しは必要。ところが困ったことに学習機能がないらしく、一般的ではない表記の場合はいちいち候補を捜して(スペースバーを連打して)表示させなけれなならない。言うまでもなくこれは面倒。さらに、というか、これが一番のネックとなったことですが、従来と大きく異なるキー操作には心底から閉口しました。部分確定が「→」で分節区切りの変更が「SHIFTキー + →」というWINDOWS(Microsoft)方式の日本語 IME(入力方法編集プログラム)は頭では分かっていてもしょっちゅう間違ってしまうし、仮に慣れたとしてもノートパソコン2台は相変わらずATOKなので混乱は必至でしょう。(以前のMacOSでは標準日本語入力システムのことえり以外にATOKやJ-Bridgeといったサードパーティーの設定も選べたはずですが、そのメニューは消滅していました。)という訳でこちらも挫折。
ところが知らないうちにGoogle日本語入力というシステムが無料で使えるようになっていたんですね。早速ダウンロードして使っています。
嬉しいことにATOKのキー設定があらかた利用できると判明したので。
加えてこれまで使ってきたユーザー辞書と専門用語変換辞書もテキストで出力したファイルが無事読み込めました。これは本当にありがたい。(ちなみにMac標準の IMEへはこちらで紹介されている複雑な方法を用いなければならないため諦めました。)さらにATOKだとファンクションキー(F1、F2・・・・)を任意の辞書に割り当てることもできたのですが、さすがにそれは無理みたい。まあその程度の不便は我慢しますけど。ということで最大の懸案は払拭されました。
で、残っている頭痛のタネが既にインストールしたMicrosoft Office 2019。使い慣れた2004はファイルの互換性に問題があり、昨年あたりから2008を主に使うようにしていましたが、それでも骨董品であることに変わりはなく、最新版とのギャップの大きさは尋常ではありません。そもそも何の機能がどこにあるのかがさっぱり分からない。(インストールしていながら2011や2016を遠ざけていたツケが回ってきました。)そこでツールバーをカスタマイズして使い勝手を改善しようにも従来のようなドラッグ&ドロップではできないようです。
そのため検索して見つけたこの方法で地道に一つずつ追加しています。(文書ファイルの最上部にズラッと並んでいるのがそれらです。)何にせよ心地よく使えるようになるのはもう少し先になりそうです。
下は月曜日に撮影しました。何でこんなありふれた写真を載せたかといえば・・・
月曜日に園芸植物の物色のため二人でホームセンターへ行きました。いつもは大抵バックで停めるのですが、この日は位置的に少し難しかったので前向きで駐車することに。もうちょっとで前輪がタイヤ止めに当たるというところでブレーキを踏んだのですが・・・・・・
次の瞬間、車が急加速したように感じて心臓が止まりそうになりました。(Lindaもビックリしたそうです。)駐車場でも踏み間違えによる事故がしょっちゅう起こっていますからね。車が猛スピードで歩行者をはね、市道に飛び出して衝突事故を起こすシーンすらも頭に浮かびました。
しかしながら実際には何も起こらず。そして判ってみれば、私が停止する直前に隣の車が出ていっただけでした。鉄道でも隣のホームの列車が発車すると、さも自分が乗っている車両が動き出したかのように感じることが時々ありますね。あれと同じ錯覚でした。何にしても肝を冷やした1日でした。
月曜日に園芸植物の物色のため二人でホームセンターへ行きました。いつもは大抵バックで停めるのですが、この日は位置的に少し難しかったので前向きで駐車することに。もうちょっとで前輪がタイヤ止めに当たるというところでブレーキを踏んだのですが・・・・・・
次の瞬間、車が急加速したように感じて心臓が止まりそうになりました。(Lindaもビックリしたそうです。)駐車場でも踏み間違えによる事故がしょっちゅう起こっていますからね。車が猛スピードで歩行者をはね、市道に飛び出して衝突事故を起こすシーンすらも頭に浮かびました。
しかしながら実際には何も起こらず。そして判ってみれば、私が停止する直前に隣の車が出ていっただけでした。鉄道でも隣のホームの列車が発車すると、さも自分が乗っている車両が動き出したかのように感じることが時々ありますね。あれと同じ錯覚でした。何にしても肝を冷やした1日でした。