国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

紆余曲折を経て

2022-10-18 | 日記
先日触れたデスクトップ型パソコンの更新によって使えなくなったアプリのうち、住所録管理用の「宛名職人」はどうしても必要なので生協ショップで新しいものを購入しました。インストールは5台まで可能ですが、最新バージョン(Ver.29)はノートPCでは動かないと知ったため敢えて一つ前のものを選択しています。(ここで文句を言いますと、こちらの対応表にあるようにバージョンアップの度に古いOSをふるい落としているように思われるのは感心できませんね。新しいのを買わせるための策略だとしたらセコいですわ。Microsoft Officeなんて結構古いバージョンでも使えますからね。)

問題はファイルの互換性。これまで利用していた住所録がそのまま読み込めれば、それに越したことはありませんが・・・・・旧iMac(G5)のバックアップディスク(外付けハードディスク)からコピーしたファイル(宛名職人V10 住所録)は真っ白なアイコンで表示され、直接開くのはもとよりコンバート(変換)もできなさそう。そうなると何としてでも他の端末で旧バージョンのアプリを起動して読み込まなければなりません。それはG5の後に購入したMacBook Air(11インチ)にもインストールしましたが、動かなかったため削除しています。よって、それ以前の端末を立ち上げる必要が出てきた訳ですが・・・・・

OSのバージョン的には一番近いはずのMacBook5,2(2009年購入)は電源ボタンを押してもうんともすんとも言わず。140日間のナミビア出張時に携行し一手バッタリで起動不能になったものの帰国後に復活し、しばらく使えていたんですがね。

そこで今度は向かいの実験室に置いてある(といっても長いこと触ってない)上画像のタワー型を立ち上げようとしました。右隣のA3スキャナを繋いで根の長さなどを測るための根系画像解析システムの一部で、たしか一昨年あたりまでは動いていたはずですが・・・・・結果は同じ。(その前となると、家にもノートが1台眠っていますが、そちらは電源こそ入るものの起動にはどうしても至ってくれません。G5と同じくロジックボードがいかれてしまったと思われます。)

それで最後にこれを引っ張り出してきました。

かなり初期のiMacですが、私が着任した翌年に購入したものですね。

よりによってそんな骨董品が立ち上がったので驚きました。OSのバージョンは8.6ですか。(まだ日本語と英語のOSが別々でスイッチャーによる切り替えが必要な時代でした。)

宛名職人も入れてありました。ただしVer. 6なので先述の住所録を開くのは無理。惜しい。

けれど一応このパソコン内も検索したところ、これが見つかりました。下はアプリのアイコンとして認識されているため・・・・・

ダブルクリックで開けました。

ならばCSVファイル(カンマで区切られたデータ)として書き出せばExcelなど他のアプリでも読めます。ということで、後年に多少の入れ替えはあっても父の住所録については1から手入力し直すという最悪の事態は免れました。しかし、私のはどうしても見つからず。大昔のことなので記憶はあやふやですが、おそらく機密性の高いファイルを共用パソコンに入れてあるのは拙いと考え、自分のファイルは外付けの記憶媒体(おそらく光磁気ディスク(MO))で管理していたのでしょう。で、あちこち探したものの結局行方不明でした。新しいパソコンの購入を機に処分したのでしょう。ガッカリ。もはや打つ手なしか、と思いつつ部屋に戻ってしばらくしたら・・・・・

突如「ジャーーーーーーーーン」というMacの起動音が鳴り響き、MacBook5,2が立ち上がりました。でもどうして?

バッテリは入っていてもアイコンには「✕」印が。蓄電能力を完全に失っていると思われます。そのため先に起動させようとした時には、それに必要な最低限の電力すらなかったということでしょう。その割には内蔵の時計が3ヶ月弱しか遅れていないのは意外でしたが。

改めて見たら2009年の購入。違うラベルになったのは公立大学法人に移行したからです。

OSのバージョンは10.5.8で、たしかにG5の10.6.8とは近い。

それゆえインストールしてあった宛名職人のバージョンも同じ10.2でした。やった!

こうなればしめたもの。住所録を開いてCSVで書き出すだけです。

ということで、新しいiMac RetinaのExcelでちゃんと読めました。ところが、宛名職人で読み込んだら姓と名が同じ枠に入ってしまっていました。(元のcsvファイルがそうなので当然ですが。ただし、これは後で判ったことながら、読み込み設定を変えるだけで解決する些細な問題でした。)あと履歴やメモなども読み込まれていないような。それでも使えなくはないですが、やはり情報は漏らさず移したいところ。

そもそもこちらにはVer.10以降の住所録は最新の宛名職人 Mac版で利用できるとハッキリ書いてありますからね。

ここで話を少し戻すと、上左が先に述べた無地のアイコン。こういうのはMacからWINDOWS機へファイルを送った時にもしばしば問題になるのでピンと来ました。拡張子が付いてない。(Mac一辺倒の私は何でこんなものが必要なのか長いこと理解不能でした。)そこでこちらを参考にして ".ata" を付けてみたものの効果なし(右)。念のため(ダメと思いつつも)".atd"(裏面デザイン)に変えても一緒。

その後も検索を続けてようやく判明しました。こちらに出ている通り「拡張子は ".ata○○" で、"○○" には、該当の住所録を保存した宛名職人のバージョン番号が入る」ということが。(言うまでもなく正確な情報収集をしなければ役に立ちません。)それで "10" を加えたところ・・・・・

この警告が出ましたが、もちろん続行。

それで宛名職人のファイルとして認識されました(左)。そうなればVer.28で開いて保存するだけ。アイコンも "ATA28" に変わり、ついにファイルの移行が完了しました。疲れた。ただし裏面デザインはVer.15以降しか読み込めないようなので新規に作成する必要があります。旧バージョンで開いた過去ファイルのスクリーンショットを撮って参考にするつもりです。機能がガラッと変わっているはずなので苦労するでしょうけど。
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