少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

アピール

2019-09-26 | 新しい役所
「いつになったら、交代してオレが出れるの?」ってリュウセイが試合中に話しかけてきた。
「知らないよ。監督に聞いて来いよ。」
「ねぇね。いつ?」ってしつこい
「じゃあ、監督の前で素振りして来い。
俺を代打で出せってアピールして来い。」
「えっそうしたら、試合に出られる?」
「邪魔だから、アッチへ行けって言われるから
「それじゃ、ダメじゃん

私が監督していた時は、人数がギリギリだったので、
選手交代の苦労は無かったけど、
日曜日の試合は1,2年生抜きで、
3年生にもお休みがいるのに
ベンチには3人の控えが居る状態。

控えの子も練習に真面目に出てきているから
フルで出してあげたいけど、
どうして、野球は9人なの

監督の判断基準は分からないけど、
俺でもリュウセイはベンチかなぁ。
だって・・・

無事、代打からレフトの守備に着いたリュウセイ。
キャッチャーは指を負傷したマサヒロからカンタへ。

カンタは野球を知っているってタイプ。
故に色々気づいちゃう。
で、ついつい余計な事をして失敗する。

この時は、サードランナーのリードが大きくないのに、
盛んにサードに送球するカンタ。
悪送球か、サードのエラーするのではとヒヤヒヤ

で、送球エラーに備えてカバーに入るはずのレフトのリュウセイは・・・
ダメだ、飽きちゃって空見てる。
だから、ベンチスタートなんだよなぁ

コメント (2)
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