少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

2017-01-24 | 新しい役所
「残念ですが、今日でこのチームは解散するので、
来週からは今日対戦したチームに移籍して下さい。」って言ったら
みんなビックリしてた
カイセイなんて、口をアングリあけたまま停止

日曜日の午後の練習試合後のミーティング。
勿論、解散なんてしませんよ。
話しには続きがあって、
「そうしたら、この中であのチームのレギュラー取れるの何人ぐらいいるかな?」って質問。
ちょっと質問の内容が分からないみたいだったので、
「じゃ、今日の対戦相手が今日で解散。来週からこのチームで練習します。ってなったら
相手チームの子は何人くらいウチのレギュラーになるかな?」

この試合で投げたムロとカイセイに
「今日の相手ピッチャーに君達は負けてたと思うか?」
二人とも「思いません」って
「キャッチャーは?ファーストは?
そう考えるとどう?みんなレギュラーとして残りそうじゃない?
でも、試合は負けた。その理由は何だろう?」
「ウチはミスが多かったから。」って答えが返ってきたけど。
「ミスはアッチもしてたよ。」
個人の力を比べると自分達は負けてない。って思えるのだから、
相手がノーミスだったとは考えられないよね
「今日は慣れないキャッチャーでパスボールが多かった、そしてそれが全部失点に成ったよね。
コッチはどうだった?
例えば、タッチアップの場面。あの時は浅いフライだったけど、
折角、帰塁したのにスタートを切らなかったよね。
直ぐに諦めてベース上に立っていた。
もし、スタートをして2,3歩でも走ったら、慌ててホームに投げて悪送球に成ったかも知れない。
スクイズのサインミスの時、走ってきたサードランナーはホーム手前で立ってタッチされるのを待っていたけど、
諦めないで三塁に帰って挟まれれば送球エラーが起こったかもしれない。
ランナーサードで相手が前進守備。バッターはフォアボール。
セカンドもショートも前進守備のまま。ベンチから二塁を狙え。って声が出てるのに
一塁までゆっくり走る。フォアボールってインプレーだから隙があったら二塁まで行っていいだよ。
バッターランナーが挟まれている間にサードランナーがホームイン出来るかもしれないし。」

まぁ全部仮定の話しなんだけど、何もしなければ何も起きない。

「今日はサードゴロとピッチャーゴロをファンブルしてその後慌てて結局セーフにしたけど、
あの時、相手のランナーが諦めてゆっくり走っていたら、あんなに慌てなかったんじゃない。」って話しをしたけど、
子供達はどう受けてめてくれたかな?

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2 コメント

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Unknown (PAT)
2017-01-24 22:24:52
個々の力では負けてないのに、試合結果は敗戦。
その差は・・・最後までやり切る、という点が足りないところ、というわけですか。
普段の生活で諦めが悪いのは嫌われますが、スポーツをする上で諦めが悪いのは素晴らしいことですもんね。
アウトがコールされるまで、ゲームセットのコールを聞くまで、がむしゃらにプレーすることってやっぱり大事ですよね。
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PATさん ありがとうございました。 (穴金空歩人)
2017-01-25 19:07:19
凡打での一塁までの全力疾走を怠っていた訳じゃないのですが、
諦めが良いと言うか

一塁までの全力疾走の練習はしているけど、
スクイズ失敗の時、タッチアップのスタートの
練習はしていない。
想像できてないのでしょうか?
でも、そんなシーンは去年いっぱい経験しているのに
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