演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

あっちゃん初主演テレビドラマ

2012年06月07日 22時50分36秒 | 読書
NHKラジオ「すっぴん」で木曜日は本と映画の虫だった伝説の劇作家・中島らもさんの娘である中島さなえさんがパーソナリティ。
彼女も、父に負けない乱読家でシネマ中毒でもあるそうです。
その彼女が持っているコーナーが「本とシネマの乱読中毒」。今日紹介されていたのはなんと、あの諸星大二郎の本『僕とフリオと校庭で』(著・諸星大二郎) でした。
なんとも、実にマニアックな趣味で。私も諸星さんがデビューしたときから大好きです。
実は今年でAKB48を卒業する前田敦子の初主演テレビドラマが諸星大二郎作品でした。

栞と紙魚子の怪奇事件簿(2008年1月5日 - 3月29日、日本テレビ) - 主演・紙魚子 役


同時主演の栞役には南沢奈央が出ていました。

栞と紙魚子の怪奇事件簿公式HP
http://www.ntv.co.jp/shiori/

これからの、「本とシネマの乱読中毒」が楽しみだ。
TV版「栞と紙魚子の怪奇事件簿」はもう少し脚本に気を使ってくれればよかったのに。
堤監督にやってもらいたかったな。
DVDは2008年に出ていますが、高い。

最近読んだ本

2012年06月07日 21時35分24秒 | 読書
「オバサンとサムライ」(養老孟司×テリー伊藤 対談集)
自分が変わることを怖れないことが勇気だ
先が見えない状況で一歩踏み出すことが勇気だ
言葉は変わらない、変わるのは自分だ
日本人は好奇心が強いからスケベなんだ

いやいや、すばらしいとしか言いようがない。
普段、うまくまとめられないことの多くが平易な言葉で語られている。
「人間というのは放っておけば男はおとなしくなるし、女は活発になる。だから、教育が必要なのだ。放っておくと男の子は中性的になるだけだ」
やっぱり、スケベ心とかも教育が必要なんだろうし、金がなくたって子供ぐらい作っちゃえ、ぐらいの気持ちがなけりゃ結婚なんてできないだろう。

しかし今さらなあ。教えるほうが小さくまとまっちゃってるんだから。難しいね。でも・・・・。

「華禍」(黄文雄)
中華思想がいかに危険かを説いた本。
最近の中国の覇権主義、他国への介入、侵略報道を見ているとうなずけることだらけ。
なぜ中国人留学生に残酷な殺人事件を起こすケースが多いのかも、この中華思想に基づいて語られている。

自分の住む地方都市でも、中国人をはじめ各国の留学生や働きに来ている人が増えている。コンビニに行ったら、店員が全部サンディとかカタカナ名前でびっくりすることも。
中華思想を学ぶことで、相手が日本人と違う発想だということを知ることしか、自分の身を守れない日が来るのだろうか。
お人よしの代表みたいな日本人の一人としては、悲しい気分にさせられる。