演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

飲めば都

2012年06月13日 23時36分19秒 | 読書
北村薫の小説ですから面白くないわけはないのだが
ミステリーではなかった。
相変わらず、文学の薀蓄が満載で
多少本を読んでいるつもりぐらいでは
追いつけないのがよく分かり、自分の浅さを知らされる羽目になった。

いい女がたくさん出てくるのだが
なんとなく、知り合いにいそうな感じで
それでいて、知り合いはみんな独身なのに
主人公の都さんがちゃんと結婚できているのが
すごい。