自分で書いたものを読み返してみると
時々音の聞き方という説明をしています。
もちろん相手のセリフを聞くというのもあるのですが
音そのものをどう聞くかという意味も含めています。
後ろから声ををかけられた時
あなたは内容に反応していますか?
ふつう、内容になんか反応しないですよね。
音の持つニュアンスに反応しているわけです。
逆に言うと、どう音を出せば相手が演出の思う通り反応するか
音を出す側の、責任も出てきます。
台詞の内容ではなく
台詞の音に反応させる。
歌舞伎とか能ってある意味そんなところありませんか?