演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

観て来ました、劇団おらんじぇ夏公演「人狼たちのうた」

2013年08月10日 19時48分42秒 | 観劇の感想
劇団おらんじぇ夏公演「人狼たちのうた」
8月10日(土)13時半開場/14時開演

観客に意外とたくさん在校生も卒業生もいました。
で、結果ですが
小説でやったほうがいいかな。
演劇と小説では表現の考え方が違うのです。

残念ながら含みを持たせようとして
肝心の説明が足りず
感情や動機を説明しすぎて
芝居にならなくなっています。

例を挙げれば
村人が殺されるときには
誰かが殺されたのではなく
固有名詞がある人間が殺されるのです。
というわけで、全編表面をなでているような
感じの脚本でした。

照明は「一から説明してやろうか」と
アンケートに書こうかと思いましたが
やめときました。

外は暑かったけど
見ているうちに冷蔵庫状態に
他の観客も言っていたので
途中から冷房を弱めにしたほうがいいかな。