演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

まあ、書いてはみたけど

2016年07月27日 16時40分07秒 | その他
Facebook記事のコメントを書いてみたけど、載せるのをやめた。ここにでも貼っておこう。

科学的な技術の世界では、二面性についてはトレードオフという概念が一般的です。品質を良くすると、コストが上がります。安全管理に力を入れると、作業がはかどりません。つまりどこで妥協するかの管理技術が必要だと言うことですね。
私が思うに、芸術は主観と客観の問題で、主観的に見れば、自分が芸術だと思って行動したことは、すべて芸術です。
客観的に見たときには、芸術だと評価する他人が一人でもいれば芸術だと思います。
ただ、主観だけで芸術だと言うのなら必ずしも技術はいりませんし、美しいか美しくないかも主観の問題なら本人が美しいと思えば、どんなものでも本人には美しいはずです。
過去において、芸術だとか傑作だとか言われた小説のほとんどが、今の世の中では評価されていません。