「シェルブールの雨傘」で有名な監督の奥さんが撮った作品。
実は、フランス映画は苦手で、「シェルブールの雨傘」も最初で挫折して、最後まで観たことがない。
「トリュフォーの思春期」ぐらいしか、最後まで観た記憶がない。実はジャック・ドゥミが誰かも分からずに、このポスターに惹かれていく観たのだった。
観ているうちに、シェルブールの雨傘の監督だ、というのは分かったのだが、「七つの大罪」「ロバと女王」などは観ていないので、なぜここにこんな形でインサートされるのか、理解するのに時間がかかった。
まあ、観つづけられたのは、少年時代の10歳くらいまでを演じる男の子が可愛かったからだ。疎開してきた少女とお医者さんごっこをするシーンなどは、微笑ましくて笑ってしまった。
半分が戦争中の話なのに、あまり戦争を感じさせないのはなぜなのだろうか。食事も服も戦争の悲惨さを感じるようなものは、ほとんど画面には見られない。
ジャック・ドゥミ自身のシーンがなければ、もっと観やすいのにと思ったが、それではこの映画の意味がなくなってしまうのだろう。
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