目の手術をすることになったmixiの知り合いのブログがあまりに面白かったので
転載していいか?と聞いたらOKとのこと。
以下本文です。
本日、朝8時50分に病院に入り、手術は10時開始の予定。
受付に行くと病棟の担当看護婦さんが病室まで案内してくれるという。
パッチリとした目が実に可愛い子だ!
先日、外来で病院に来た時のちょっと抜けた子とは違う…
まずは問診のようなものをその子に受ける。アレルギーやなんかのごくありふれた内容だ。
しかし、家族構成の問いの辺りで彼女が本性を現し始めた…
「ご家族は?」
…妻と二人暮らしです
「ご両親は健在ですか?」
…はい
「ご兄弟は?」
彼女はぼくの家の家系図のようなものを問診表に書き込んでいく… 本当にこれが「瞼の手術」に必要なのだろうか… 最終的には妹の姑まで書き込まれた家系図が…
そして彼女は、「あと20分くらいゆっくり荷物の整理でもしていてくださいね」とにこやかに去って行った。
が、一分の経たぬうち彼女は血相を変えて点滴の道具を積んだワゴンを押して引き返してきて、
「時間がないので急いで点滴をします」と言う。そして手術着をぼくに手渡し、
「全部脱いでこれに着替えてください」といってベッドの周りのカーテンを閉めて自分は点滴の用意を始めた。
かわいい子と二人きりのカーテンの中で服を脱ぐなんて、少し緊張する… が、相手は看護婦さん、こんなことは慣れているはずだ。
思い切って全部脱ぐと…
「!やっぱり、私、出てますね!」
…いや、もう脱いでしまいましたから…
「下着まで脱ぐと思わなかったので…!出ます!」
…いや!もう全裸なんで、むしろカーテンをあけないで~!!
だいたい、彼女は「全部脱いで」と言ったのだが…
手術着に着替え、
「じゃあ、点滴しますね~。 あっ! 点滴スタンドを忘れてきました! 取ってきますね!」
…
「お待たせしました! ちょっとチクッとしますね~」
チクッ… グリグリ
(イテテ… なんかチクッどころか、血管の中を針がグリグリいっているぞ)
「すみません、一回抜きますね~!」
そして彼女はぼくの腕を平手で叩き始めた。
バシッ!バシッ!バシッ!
(今まで三回点滴の経験があるがこんなに痛い点滴は初めてだ… 平手で叩くと血管が見やすくなるとかあるのか?)
「すみません、もう一回チクッとします~」
チクッ… グリグリ
(イテテ… イッテ~ェ!)
「すみません、もう一回いきます」
ブスゥ! グッグッ!
(うあ~!! イテェ!!)
「すみません、また抜きますね、言い訳になっちゃいますけど、血管がスゴク硬くて… 痛かったでしょう?」
…いや、大丈夫ですよ…
「いいえ!痛かったはずです!!」
彼女はやや逆ギレすると走って出て行った…
(くそ~! 血管以外のスゴク硬いモンで痛くしたろか~!)
彼女は先輩らしい看護婦さんを連れて戻ってきた。
先輩らしき看護婦さんが点滴すると… 一発で成功… と、言うか普通なのだが…
先輩は出て行き、おたんこナースが
「反対の腕で血圧計りますね~! あっ!聴診器を忘れてきました」
彼女はまた走り出ると、廊下にいた先ほどの先輩看護婦に
「○○さん、聴診器使いますか~?」
と聞いて、
「自分の取ってらっしゃい」
と怒られていた。
戻ってきた彼女に血圧を計ってもらい、フト彼女の手を見ると…
手の甲はボールペンでの覚え書きで「耳なし芳一」のよう… よっぽど忘れ物が多いのね…
そして… いよいよ手術が始まる…
転載していいか?と聞いたらOKとのこと。
以下本文です。
本日、朝8時50分に病院に入り、手術は10時開始の予定。
受付に行くと病棟の担当看護婦さんが病室まで案内してくれるという。
パッチリとした目が実に可愛い子だ!
先日、外来で病院に来た時のちょっと抜けた子とは違う…
まずは問診のようなものをその子に受ける。アレルギーやなんかのごくありふれた内容だ。
しかし、家族構成の問いの辺りで彼女が本性を現し始めた…
「ご家族は?」
…妻と二人暮らしです
「ご両親は健在ですか?」
…はい
「ご兄弟は?」
彼女はぼくの家の家系図のようなものを問診表に書き込んでいく… 本当にこれが「瞼の手術」に必要なのだろうか… 最終的には妹の姑まで書き込まれた家系図が…
そして彼女は、「あと20分くらいゆっくり荷物の整理でもしていてくださいね」とにこやかに去って行った。
が、一分の経たぬうち彼女は血相を変えて点滴の道具を積んだワゴンを押して引き返してきて、
「時間がないので急いで点滴をします」と言う。そして手術着をぼくに手渡し、
「全部脱いでこれに着替えてください」といってベッドの周りのカーテンを閉めて自分は点滴の用意を始めた。
かわいい子と二人きりのカーテンの中で服を脱ぐなんて、少し緊張する… が、相手は看護婦さん、こんなことは慣れているはずだ。
思い切って全部脱ぐと…
「!やっぱり、私、出てますね!」
…いや、もう脱いでしまいましたから…
「下着まで脱ぐと思わなかったので…!出ます!」
…いや!もう全裸なんで、むしろカーテンをあけないで~!!
だいたい、彼女は「全部脱いで」と言ったのだが…
手術着に着替え、
「じゃあ、点滴しますね~。 あっ! 点滴スタンドを忘れてきました! 取ってきますね!」
…
「お待たせしました! ちょっとチクッとしますね~」
チクッ… グリグリ
(イテテ… なんかチクッどころか、血管の中を針がグリグリいっているぞ)
「すみません、一回抜きますね~!」
そして彼女はぼくの腕を平手で叩き始めた。
バシッ!バシッ!バシッ!
(今まで三回点滴の経験があるがこんなに痛い点滴は初めてだ… 平手で叩くと血管が見やすくなるとかあるのか?)
「すみません、もう一回チクッとします~」
チクッ… グリグリ
(イテテ… イッテ~ェ!)
「すみません、もう一回いきます」
ブスゥ! グッグッ!
(うあ~!! イテェ!!)
「すみません、また抜きますね、言い訳になっちゃいますけど、血管がスゴク硬くて… 痛かったでしょう?」
…いや、大丈夫ですよ…
「いいえ!痛かったはずです!!」
彼女はやや逆ギレすると走って出て行った…
(くそ~! 血管以外のスゴク硬いモンで痛くしたろか~!)
彼女は先輩らしい看護婦さんを連れて戻ってきた。
先輩らしき看護婦さんが点滴すると… 一発で成功… と、言うか普通なのだが…
先輩は出て行き、おたんこナースが
「反対の腕で血圧計りますね~! あっ!聴診器を忘れてきました」
彼女はまた走り出ると、廊下にいた先ほどの先輩看護婦に
「○○さん、聴診器使いますか~?」
と聞いて、
「自分の取ってらっしゃい」
と怒られていた。
戻ってきた彼女に血圧を計ってもらい、フト彼女の手を見ると…
手の甲はボールペンでの覚え書きで「耳なし芳一」のよう… よっぽど忘れ物が多いのね…
そして… いよいよ手術が始まる…
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